ハンドボール部(女子)
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【ハンドボール部女子】逆転許し敗北

 9月11日、関西学生ハンドボール部秋季リーグ2戦目が関西福祉科学大学(大阪府)にて行われた。リーグ戦で上位2チームが全インカレ出場を果たす。福科大戦は勝利が欠かせない重要な一戦となった。優勢に試合を進めるも逆転を許し23-24で敗北を喫した。

円陣を組む同志社

 前半1分、敵に先制点を許す。しかし同志社も必死に食らいつき、ロースコアな試合運びとなった。相手を追いかける流れを変えたのは堀(スポ2)のジャンプシュートだ。強みである粘り強さが功を奏し、連続得点を挙げる。その後相手を引き寄せることなく12-9の3点リードで前半が終了した。

シュートを放つ岡松(心理3)

 後半戦、取られたら取り返し両者一歩も譲らず熾烈な戦いを繰り広げた。アグレッシブなDFで相手を圧倒するもレッドカードにより戦力を1人失い、窮地に追い込まれる。しかし村井組が目指すのは誰が出ても戦力の落ちないチーム。ほかの選手がカバーし、ベンチからも声をあげることで熱のこもった戦いを展開した。しかし後半23分、空いていた点差は一気に縮まり同点に持ち込まれる。流れを変えたい自陣はすかさずタイムを要請。「まだ終わってないから、最後まであきらめず1本取りに行こう」(村井・スポ4)とチームで仕切り直し試合に臨んだ。会場が緊迫に包まれる中、大事な場面でシュートを決めきることができず、相手にチャンスを渡し後半27分に逆転を許した。接戦の末、勢いを呑まれ23-24で敗北を喫した。

ジャンプシュートを決める飯田(スポ4)
速攻を決める田中(社1)

 全インカレへの夢が少し遠のいたが、まだ村井組の戦いは続く。切符を手にするため今試合で見つかった課題を解決し次戦に臨む。チーム力とともに実力をさらに磨き、勝利にこだわる同志社に期待が高まる。(長瀬来瞳)

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