トライアスロン部
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【トライアスロン部】インカレ終幕!

 9月11日、有明浜海水浴場及び琴弾公園周辺特設コース(香川県)にて2022日本学生トライアスロン選手権観音寺大会が行われた。同志社からは男女9人が出場し、女子選手権では創部以来初となる団体2位入賞を果たした。

ポーズをとるトライアスロン部

 同志社トップでレースをスタートさせた長島(スポ4)は、順調な立ち上がりの勢いそのままに、バイクでも上位集団に位置し存在感を示した。しかし、厳しい猛暑のためにランの中盤で熱中症を発症。「人生で一番きついレースだった」。そのような極限の状態でも最後まで粘り続け、リタイアという選択肢を取ることなく11位(2:21:20)でフィニッシュした。

力走する長島

 憧れの地・観音寺でのトライアスロン選手権初出場の平井(理工4)。個人10位という大きな目標を掲げていた。中間順位でスイムを終えたが、続くバイクでは想定していたよりも遅れを取ってしまう。流れを覆すべく、ラップタイム全体6位の快走を見せたものの、目標まで一歩届かず13位(2:21:56)でゴール。「個人としてはあまり納得いくレースにはならなかった」と悔しさをにじませた。

給水ポイントを通過する平井

 今大会の開催地である観音寺市出身の橋本(スポ1)。初出場のインカレ完走を目指す一方で、自分の結果次第で団体順位が決定することへのプレッシャーも抱えていた。後手に回ったスイムから、バイクでは先を走る選手らに食いつき順位を押し上げた。流れのままに畳み掛ける走りで最終17位(2:24:24)の大健闘。予想を大きく上回る結果を出すとともに、団体戦にも貢献する活躍ぶりだった。「団体2位と分かったとき、まず一番に安心が来た」と、緊張が和らいだ表情を見せた。

バイクコースを駆け抜ける橋本

 続く男子選手権では、出場者のおよそ半数がリタイアするという過酷なレースながらも山本(理工4)が39位(2:08:21)という敢闘ぶり。チーム目標の達成は叶わなかったが、果敢に挑んだ選手らの努力をたたえたい。

海に飛び込む山本

 歴史的な大記録達成を成し遂げたインカレ。歩みを止めることなくさらに上のステージへ駆け上がれ。【文責・撮影:金海彩夏】

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