5月4日、関西学生ハンドボール部春季リーグ第5戦が立命館大学衣笠体育館(京都府)で行われた。春リーグをこれまで全勝している大経大相手に一時はリードをする拮抗した展開の末、惜しくも制せず27-29で敗北を喫した。
試合後の選手ら
先制点を取られ、出遅れるも前半6分、肥後(経済4)のポストシュートを攻撃の起点とし3点連続得点を決める。しかし、相手も食らいつき拮抗した展開が繰り広げられた。流れを掴んだのは前半20分。敵オフェンスの隙を見てターンオーバーし、素早いパス回しで9得点目を獲得した。勢い止まらず5連続得点で前半終了。15-10で試合を折り返す。
シュートを打つ新垣
今試合で復帰を果たした根間(経2)
後半戦。相手の反撃が同志社を襲う。一気に5点を奪い返されると、同点へと追い込まれた。1点が重くなる中ペナルティシュートを獲得。梅村(商3)がシュートを確実に決めることでリードした。しかし後半20分、少しの隙が相手のチャンスとなり大量失点。後を追いかける展開となった。取られたら取り返す拮抗した戦いの末、後半25分、25-25でタイムを要請。「絶対に取りに行かないといけない所で全員が落ち着いて望む」。全員が手に汗を握り見守る中、野崎(理工3)の好セーブ光るが、OFの要所で決めれず体制を崩し失点。互角の戦い制せず27-29で黒星を挙げた。
シュートを打つ梅村
今試合で3敗目を経験し、窮地に追い込まれた同志社。「これからの試合全勝するつもりで、1点1点を死ぬものぐるいで取りに行く」(新垣・文情4)。部員全員で勝ちにこだわり、課題の克服を試みる。悔しさを糧に再燃する新垣組に期待が高まる。(柴田菜々子)