5月6日、関西学生ハンドボール部春季リーグ第6戦が山城総合運動公園(京都府)にて行われた。相手は関学大。春リーグ全勝を収めている関学大に、28対38で敗北し、二連敗を喫した。
試合後の選手たち
先制点を奪ったのは同志社。髙橋(スポ健4)のシュートを起点に立ち上がりを成功させたかったが、次に関学大のネットを揺らしたのは前半10分の梅村(商3)のシュート。関学大に7連続得点を許し、大きく点差が開いた。徐々に同志社もペースを取り戻したが、試合の主導権は関学大に握られたまま試合が進んだ。点差が大きく開いたまま前半が終了。13対21と8点を追いかける形で後半を迎えた。
シュートを打つ山下(文情3)
新垣
「我慢して自分たちのプレーで一点ずつ返していこう」(梅村・文情4)。点差は大きいものの諦めず、逆転を狙い後半に臨んだ。しかし関学の勢いは後半も止まらない。相手の猛攻にディフェンスがうまく機能できず、苦戦。また同志社のミスを相手は逃すことなく拾い、逆速攻につなげられ失点。細かい隙に得点を決める場面も見られたが、後半、同志社に計3回のイエローが出されたことも相まり、終始関学大のペースで試合が終了。28対38で二連敗を喫した。
キーパー野崎(理工3)
「レギュラーのメンバーでしかしっかり戦いきれていない」(梅村)。怪我人が多く、ベストメンバーで試合に臨むことができず、チーム全体が気劣りしてしまった同志社。これまでの試合に比べ、今試合は会場に響く声援も少なかった。春リーグ一度もベストメンバーで戦うことができていない中、これまで出てきた課題を糧にチーム全員で戦い抜ける。(柴田菜々子)