TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | H | E |
関学大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
同志社 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | × | 1 | 4 | 0 |
5月6日、サザンスタジアム(大阪府)で第55回春季関西学生ソフトボールリーグ戦関学大戦が行われた。同志社は1-0で勝利し、全勝で2部優勝を決めた。
2部リーグのAグループとBグループの1位による決勝。同志社は初回からチャンスを作る。牧大がヒットで出塁し、続く圓座と近藤が四球を選び一死満塁となった。しかし2者連続で凡退してしまい好機を生かせない。また3、4回とランナーを出すも、あと一本が出ず本塁が遠い。
先発の高橋は1、2回と5者連続三振に切るなど圧巻の投球を見せる。その後4回までパーフェクトピッチングを見せ、5回に初めての安打を許すも、縦の変化をうまく使い無失点で切り抜ける。
打線は6回裏、先頭の圓座がライトへのヒットで出塁し迎えたバッターは6番・神尾。打球はセンター前に落ち、圓座がホームに帰ってくる。「最後は(高橋)理央が抑えてくれると思ったんで、1点入ってよかったです」(神尾)。待望の先制点を獲得し、試合は最終回のマウンドに託された。
ここまで1人の走者しか許していない高橋は、7回も相手打線を三振と2つのピッチャーゴロに打ち取り試合終了。「インコースをよく使えて、制球が良かった」(高橋)。結果打者22人に対し、13個の空振りをとる。同志社は1-0の1点差ゲームを制し、2部優勝そして1部昇格となった。
当初の目標であった全勝優勝を果たした主将の桒田は「秋リーグで1部で戦えることを本当にうれしく思います」と次世代へバトンをつないだ。次戦はこのチームとして戦える最後の大会であるインカレの予選。「この試合を通過点にして、もっと長いことこのチームで戦えるように頑張ります」(神尾)。インカレベスト8に向けて桒田組は戦い抜く。(栗林真菜)
スタメン
1 桒田(三)
2 牧大(二)
3 圓座(左)
4 近藤(一)
5 上野(捕)
6 神尾(DP)
7 山本(右)
8 高橋(投)
9 牧雄(遊)
FP 萩原(中)
バッテリー
高橋ー上野