ハンドボール部(男子)
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【ハンドボール部男子】春リーグ最終戦、白星掴めず

 5月21日、関西学生ハンドボール部春季リーグ最終戦が立命館大学衣笠キャンパス体育館(京都府)にて行われた。相手はリーグ戦初勝利を狙う桃学大。1つでも上の順位で春リーグ終幕すべく総力上げて挑んだが、上手く流れに乗ることができず、28対31で敗北となった。

試合後の選手ら

円陣を組む

 前半開始40秒、先制点を奪ったのは桃学大。同志社も負けじと果敢に攻めたが、相手キーパーの好セーブに阻まれる。得点することができないまま、同志社に2分間の退場が言いわたされた。しかし、同志社ディフェンスも食らいつきボールを死守。さらに梅村(商3)が素早く得点。相手に得点を許すもすぐに梅村が連続得点を決めた。さらに主将新垣(文情3)がシュートを決め3-3の同点に。流れが同志社へ来たところで桃学大がタイムアウト。同志社は流れを止められ、そのまま4連続得点を許した。梅村が4点目を決め、連続得点を阻止するも、得点はさらに開き4-9で同志社がタイムアウト。「相手に流れが持っていかれているところで、自分たちで一本取ってディフェンスからリズムを作っていこう」(新垣)。流れを取り返すべく、試合を再開。肥後(経4)をはじめとして得点を重ね、徐々に点差を縮めた。前半終了時点で11対12と1点差まで迫った。

得点後の新垣

ガッツポーズをする根間(経2)

 迎えた後半。「ディフェンスからリズムを作って、1点差をひっくり返そう」(新垣)。逆転すべく挑んだが、先制点を奪ったのは再び桃学大。キーパー大森(商4)の好セーブも光ったが、相手の猛攻を止め切ることができず3連続得点を許した。しかし、新垣のシュートを起点に同志社も3連続得点を奪い、またも一点差に迫った。だが、相手を目の前にして連続得点を許し差が開く。同点に追いつくチャンスをものにできず、リードを許す展開が続いた。後半16分、立て続けに相手の退場が出ると、再び点差が縮まった。そして後半20分1点差まで詰め寄ると、相手タイムアウトが取られた。タイムアウト後、桃学大は7人で攻め込み猛攻を見せる。守り切りたい同志社ディフェンスだったが得点を許した。お互い少ないミスの中、緊迫した試合展開が続いた。均衡を破ったのは桃学大。着実に得点を重ね残り2分を残し5点差と大きく突き放した。同志社も最後まで諦めず戦い抜き3点差まで迫ったが、勝ち越すことができず試合終了。28対31で試合終了。春リーグを白星で締めくくることはできなかった。

好セーブを見せた大森

 「1本欲しい時のプレーがなかなか上手くいかなかった」(新垣)。逆転のチャンスはあったものの、相手の粘り強さに隙を見せてしまい終始リードを許した。リーグ通称3勝6敗となった新垣組。目標のインカレ出場を懸けた西カレの負けは許されない。「チームを立て直してここから頑張る」(新垣)。春リーグで出た課題を修正し、夢のインカレ出場に向けチーム全員で駆け抜ける。(柴田菜々子)

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