ハンドボール部(男子)
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【ハンドボール部男子】強豪に敗北するも手応え得た

 4月28日、関西学生ハンドボール部春季リーグ男子1部第4戦が大阪体育大学第5体育館(大阪府)で行われた。相手は昨年の秋リーグ1位の大阪体育大学。「格上相手ではあるが強い気持ちで挑みたい」野崎(理工・4)。連敗続きの同志社は流れを変える一戦にするべく、普段とはメンバーを大きく変え臨んだ。しかし、25対41で敗北を喫した。

 円陣を組む選手たち

先制点を奪われるも、前半2分岡村(理工・3)がサイドシュートを決め取り返す。また、前半4分上村(スポ・3)が速攻で点を決め同点に追いつく。鈴木(商・2)も相手の隙をつき点を決めるなど、序盤は取られたら取り返す互角の争いが繰り広げられた。

サイドシュートを決める上村


 しかし、強豪校の早い速攻に苦戦。徐々に点差が開いた前半16分、同志社がタイムアウトを要求した。
 タイムアウト中には、怪我で試合に出ることができなかったエースの梅村(商・4)が戦術コーチとして指導。試合慣れをしていない選手に攻め方を積極的に提案した。「このアドバイスを全員が真剣に聞き実行できたことで、この試合を戦い切れた」(野崎)。負けている状況ではあるものの、チームの雰囲気は良好で、前向きな姿勢が見られた。

タイムアウト中の様子


 タイムアウト明けには、早いパス回しで攻めた水谷(商・2)や根間(経済・3)、中嶋(翔・1)、熊澤(文情・2)が点を決める。しかし、パスカットされ、ターンオーバーとなるミスが多発。ディフェンスも強い相手の流れにのまれ最後までシュートに繋がらず、14対22で前半が終了した。

サイドシュートを決める水谷

シュートを決める熊澤

 相手の流れを止めたい後半。キーパーの谷口(商・3)の好セーブが光る。3連続で相手のシュートを止めると喜びを表した。

好セーブを見せ笑顔の谷口

また、チームの声援もより一層大きくなり同志社に良い流れを呼び戻した。

谷口の好セーブで盛り上がる様子


 追いかける展開ではあるもの、パスカットからの速攻で根間が点を決めるなど、良い形で攻める。また途中出場となった向井(スポ・2)がロングシュートを決めた。しかし、開いた点差は縮まることはなく25-41で敗北した。
 ルーズボールに対する意識の低さやターンオーバーなどのミスの多さと言う課題は見つかったが、強豪相手に終始様々な選手が活躍を見せた同志社。「チームの底上げ的な意味はこの試合で感じて、良い流れを作ってくれた」(野崎)。 

 次戦は昨年の秋リーグで1点差で惜しくも敗れた関西大学。「1点でも多く取って勝ち切りたい」(野崎)。連敗を止めるべく果敢に立ち向かう。

(撮影・文責)木田恋菜

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