軟式野球部
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【軟式野球部】6季ぶりに立命大を下した!

TEAM R H E
同志社
立命大

2024年度関西六大学軟式野球連盟春季リーグ戦

 4月30日、寝屋川公園第1野球場(大阪府)で2024年度関西六大学軟式野球連盟春季リーグ戦が行われた。同志社は立命大と対戦。序盤に2点を先制されるも、6回には一挙5得点で勝ち越しに成功する。應援團の熱い声援を力に、最後は8-4で勝利し、立命大から6季ぶりに白星を挙げた。

 全勝優勝を掲げる島田組にとって、絶対に落とせない立命大との一戦。ここまで負けなしの同志社は、心にゆとりを持ちながら、今日の試合に臨んだ。

 本日の先発を任されたのは成尾(スポ3)。初回を3人で抑えるも、2回に中安打で出塁を許すと、先制点を献上。続く3回も先頭打者を四球で歩かせると、犠打で送られ1死二塁のピンチを招く。何とか抑えたい場面だったが、中軸に中安打を浴び2点差に突き放された。「気負いせずに行けるところまで」(成尾3)と意気込むも、思うような投球とはならなかった。

先発の成尾

 反撃に出たい同志社は4回表、先頭の丸本(商3)が左安打で流れを作ると、続く吉岡(GR4)が投犠打を決め、1死二塁に。中川(商2)も遊内野安打で出塁し1死一、三塁とチャンスを演出する。続く吉原(スポ3)の打席でセカンド前へ打球が転がると、丸本が本塁へ生還した。なおも続く2死二塁のチャンスで迎えた大和(経2)の打席で投手が牽制失敗。カバーに走った中堅手が悪送球し、その間にまたしても1点を追加する。相手のミスにつけ込み、同点に追いついた。

 5回表、島田(スポ3)がフェンス直撃の左二塁打で流れを手繰り寄せると、2死三塁の場面でバッターボックスには今門(スポ3)。「今日こそ絶対打ってやろうと思っていた」(今門)。低めのツーシームを芯で捉えた打球は勢い良く伸び、タイムリーツーベースに。副主将が意地を見せ、逆転に成功した。

ガッツポーズを決める今門

 勢いに乗った同志社は6回表、中川がライトヒットで出塁すると、次打席で盗塁に成功。続く島田がフルカウントから中適時打を放ち、1点を追加する。柳瀬(経3)、檜山(スポ2)、今門も失策や安打で次々と得点に成功。同志社打線が火をふき、この回一挙5点を獲得した。

バットを振り抜く島田

 立命大に大きく点差をつけ迎えた6回だったが、成尾の制球が定まらない。暴投により1点を返され、続く打者にも中適時打を浴びると、ここで投手交代が告げられる。5回途中4安打4失点で降板となった。その後は唐木(政策3)が安打を浴びながらも、無失点で抑える好リリーフを披露。4点のリードを守り切り、8-4で宿敵立命大を下した。

リリーフで登板した唐木

 立命大相手に3年ぶりに白星を獲得した島田組。波に乗っている彼らの勢いは止まらない。「慢心せずにしっかりと自分たちの野球をやりたい」(島田)。残る4試合も白星で飾りきり、優勝へ王手をかける。

 (文責:近藤真子、撮影:金海彩夏)

スタメン

(一) 丸本 9

(二) 吉岡 6

(三) 中川 5

(四) 吉原 D

(五) 大和 2

(六) 島田 3

(七) 柳瀬 8

(八) 檜山 7

(九) 今門 4

P 成尾

バッテリー

(同志社)成尾、唐木ー大和

(立命大)藤野、杉本、田口ー長内

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