RIGAVILCUP2024関西大学バレーボール連盟女子4部春季リーグ戦

4月28日に四天王寺大学（大阪府）でRIGAVILCUP2024関西大学バレーボール連盟女子4部春季リーグ戦、対京都教育大戦が行われた。第１セット目から積極的に攻撃を仕掛け、相手を圧倒。続く2、3セット目も勢いそのままに攻め続け、セットカウント3ー0で今季2度目のストレート勝ちで勝利を収めた。
　第１セット目からフェイントを絡めた攻撃で試合の流れを掴む。#5西躰（スポ3）のサーブで相手陣営の体制を崩し、チャンスボールを獲得した。#10岡田（スポ1）のライトからレフトへのクロススパイクが決まり、この得点を皮切りに6点を連続で奪取。セットカウント21ー4と大きくリードした。監督がコート内のメンバーを次々とチェンジし、新しい顔ぶれでの試合展開となった終盤。ここから相手の反撃が始まる。レシーブミスやスパイクを止められず、徐々に点差を迫られる。傾きかけた嫌な流れを止めたのは、#5西躰。レフトからブロッカーの手を弾くほどの強烈なストレートスパイクが成功。試合経験の少ないメンバーながらも粘りを見せ、セットカウント25ー18で第1セット目を勝ち取った。

　続く第2セット。序盤から互角の試合を展開した。#8三宅がエンドライン際に絶妙なサーブを決めサービスエースを獲得し、同点に追いつく。その後、#8三宅と#2岡本（社3）の息の合った攻撃で得点を重ねた。両校とも白熱した試合を繰り広げる中、#11長井（法1）が存在感を見せた。ライトからレフトへの角度のついたクロススパイクで18点目を入れ、チームに勢いをもたらした。「ブロックの抜けたコースを狙ってスパイクを打てた」（長井）。積み重ねてきた練習の成果を存分に発揮した。相手の怒涛の追い上げにもチーム力で対応し、最後は#4八木（法3）のレフトからのスパイクで第2セット目を25ー20で勝ち取った。

　セットカウント2ー0で迎えた第3セット目。試合開始直後から#2岡本がダイレクトスパイクを決め、試合の主導権を握る。相手のミスで得点を入れた2点目から#4八木のサービスエースや#3神内のブロッカーの壁を突き破るスパイクなどで連続得点を勝ち取った。主将の#1髙津（スポ4）を筆頭に声を掛け合いながら、全員総力で得点を重ねていき第3セット目を25ー12で勝利。圧倒的な力を見せつけ、見事ストレート勝ちで白星を飾った。
　「第2セット目でリードできなかった時でもしっかり我慢しながら、相手の嫌な攻撃ができて良かった」(髙津)。現状に満足することなくさらなる高みを目指し、後半戦も勝利を重ねろ。(文責・駒嶺錬、撮影・藤田桃江)

3試合終了時点2勝1敗
対滋賀大〇3－0(25－17、25－19、25－23)
対四天王寺大●2－3(25－14、25－17、23－25、18－25、12－15)
対京都教育大〇3－0(25－18、25－20、25－12)