ハンドボール部(男子)
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【ハンドボール部男子】接戦制し、秋リーグ初白星!

 10月2日、関西学生ハンドボール部秋季リーグが関西福祉科学大学体育館(大阪府)にて行われた。相手は福科大。負けると入れ替え戦が決定する重要な試合。終始両者一歩も譲らない互角の戦いだったが、見事チーム全員で勝利を掴んだ。

円陣を組む選手ら

 先制点を決めたのは同志社。開始1分辻(商・4)が得点を奪い、立て続けに市場(商・1)が連続得点を上げる。序盤は流れを掴んだように見えたが、前半8分に根間(経・1)が奪った6点目から同志社の得点につなげることができない。途中、大森(商・3)が好セーブを見せるも、勢い止まらず4連続得点を許した。しかし、前半15分梅村(商・2)の得点をきっかけに同志社も流れを掴み4連続得点を奪った。そのまま大きく点差が広がることなく12対11で前半が終了。

シュートを打つ市場
先制点を奪った辻

 1点リードで迎えた後半。辻の7mスローで得点を奪う。福科大が同志社を追う形でゲームが進む中、後半11分同志社の反則で1人少ない状態となり、その隙に連続得点を奪われる。その後立て直しを図ったが19分、同志社の反則が続き一時2人の退場者が出る事態に。流れを掴まれ後半22分ついに逆転を許した。しかし諦めることなく互角の戦いを見せる。後半24分、新垣(文情・3)の得点を機に3点連続で得点を奪った。試合残り30秒を残し、1点リードの状態で同志社のタイムアウト。「とにかくミスはなしで、ボールを繋いでいこう」(佐藤・スポ健4)。全員が目の前に迫った勝利を掴もうと全力でコート内を躍動。最後に得点を許すも一点差を守り切り試合終了。24対23で悲願の白星を掴んだ。

得点を決める新垣
ハイタッチを交わす

 「チーム一丸となって戦えたかなと思います」(佐藤)。西カレから連敗が続き、なかなか勝利を掴むことができなかった同志社。多くの壁にぶつかりながらも、チーム全員でついに勝利を掴み取った。

 秋リーグは残り2戦となった。「もっと点差をつけて、余裕を持って試合を進めたい」(佐藤)。4回生と共に戦うことができる試合は残り少ない。全員で勝ち切り笑顔で終われるよう、さらなる成長を見せつけろ。(柴田菜々子)

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