ソフトボール部(女子)
HEADLINE

【ソフトボール部女子】秋季リーグ初の白星獲得

 10月2日、園田学園女子大学において、第53回秋季関西学生ソフトボールリーグ戦が行われた。黒星発進となったリーグ初戦。リーグ戦2日目は、ダブルヘッダーの戦いを強いられた。なんとか勝利をつかみたい1戦目で、強豪園田学園女大相手に健闘するも惜敗。しかし続く2戦目で、立命大に5-0のスコアで快勝し、新体制の勢いを感じさせた。

先発を務めた入口(社1)

 1試合目の相手は園田学園女大。先発を務めたのは入口だ。初回表、相手に先制点を許す。しかし、続く初回裏で相手のミスが重なると、そのチャンスをものにして2点を奪い返した。一進一退の攻防の中、相手に1点を返され同点に追いつかれた2回裏。高浜(スポ3)が左奥に放ったタイムリーで、眞嶋(スポ3)がホームベースへと帰り、簡単には点差を縮めさせない。この回でスコアは3-2となった。

活躍を見せた眞嶋

 3回表では相手に2得点を許し、再び追いかける展開に。ここで松本(社3)と眞嶋の活躍で2点を奪い返した。スコアは5-4。しかし4回表で相手に1点を返されると、拮抗した展開のまま試合はタイブレークへ突入。相手に追加点を許すと、得点を奪い返せず5-6で敗北を喫した。

本塁打を放った松本

 2試合目の立命大戦では、ダブルヘッダーの疲れを感じさせないプレーで相手を圧倒した。初回表、高浜の三遊間を抜ける安打を皮切りに、一挙4得点を獲得し、試合の流れをつかんだ。先発を務めた和田(スポ3)も安定した投球で、相手に得点の隙を与えない。3回表で本塁打を放った松本は、「フォームは考えずに、狙った球が自分の中であったので、それを1球狙って思い切り振ろうと思っていた」と振り返る。バッティングが不調だと感じていた彼女にとって、価値のある一打となった。この活躍でさらに1点を追加すると、5点のリードを保ったまま相手に得点を与えず試合は終了。秋季リーグ初の勝利を収めた。

好投を見せた和田

 日本一の目標に向けて着実に成長を続ける和田組。目指すは「全員総力で、自分たちも愛せる、周りからも愛される」(和田)チームだ。相手に点を与えず、大きくリードを保って勝利した2試合目。点差への油断から、試合終盤の集中力が欠けてしまったという課題も見つかった。「挑戦者としての気持ちを忘れない」(和田)。謙虚な姿勢を忘れず、今回見つかった課題点を修正していく。新体制となったチームの可能性は無限大だ。(文責・小野理紗、撮影・和泉明日菜、小野理紗)

<園田学園女大戦>

【スターティングメンバー】

1眞嶋 (右)
2高浜(三)
3生駒(一)
4和田(DP)
5日紫喜(中)
6鈴木(二)
7小笠原(遊)
8前納(補)
9大久保(左)
FP入口

【バッテリー】

入口-前納 櫻田-前納 櫻田-松本

<立命大戦>

【スターティングメンバー】

1眞嶋 (右)
2高浜(三)
3生駒(一)
4小笠原(遊)
5日紫喜(中)
6松本(捕)
7鈴木(二)
8田中(DP)
9大久保(左)
FP 和田

【バッテリー】

和田-松本

ページ上部へ