アイスホッケー部
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【アイスホッケー部】春季リーグを準優勝で終幕

第73回関西学生氷上競技選手権大会

   6月23日、関西大学たかつきアリーナ(大阪府)で第73回関西学生氷上競技選手権大会が行われた。決勝戦の対戦相手は関大。6-1で敗れ春季リーグ戦を準優勝に終わった。

パックを持つ福井(法3)

「失点を少なくして、関大に食らいつきたい」(阿部・法2)。強豪関大との戦いに向け、選手たちは闘志を燃やしていた。第1ピリオド、序盤から関大のペースが続く。開始2分、相手のファールによりパワープレー(数的優位)の展開に。それを契機に果敢に敵陣に攻め込む。阿部が吉山(法3)からパスを受け、シュートを狙うも阻止される。試合が動いたのは開始7分。ゴール左からのパックを長がセーブするも、浮いたパックを真正面から押し込まれ先制される(0-1)。その3分後には、相手の連携プレーに屈し、右裏からゴール前にパスを回され得点を献上(0-2)。追加点を抑えるべく、自陣で水橋がゴール前のピンチを切り抜ける活躍を見せた。しかし、ラスト2分でまたもゴール裏からパスが繋がり、0-3で第1ピリオドを終えた。

ディフェンスを交わそうと試みる大久保(法1)

第2ピリオド、開始1分から追加点を挙げられ終始相手ペースの試合展開が続く(0-4)。これ以上の失点は抑えたいところ、同志社に好機が訪れた。ゴール前2対1の場面で、加藤(法3)と金山(商3)のアシストから辨野(法3)がパックを押し込み、初得点を獲得した(1-4)。「この1点でチームの雰囲気を良くできたと思う」(辨野)。同志社の応援席から歓声が上がった。

パックを追う阿部

3点ビハインドで第3ピリオドが開始された。開始4分、再び辨野にシュートチャンスが訪れるも、強固なディフェンスに阻まれる。相手のパス回しに翻弄(ほんろう)され、勢いに欠ける同志社。そんな中、幾度となく攻め込まれるピンチを長のナイスセーブで切り抜けるが、得点には繋げられない。ラスト3分で長とフィールド選手を交代させ、6人攻撃で挑んだ。しかし、ラスト1分に相手にパスカットされ、続けて2点を失う(6-0)。最後まで相手の勢いに圧倒され、終了の笛が響きわたった。

パックを運ぶ金山

 新体制となり迎えた初めての公式戦。「初めての大会にしては良い雰囲気で臨めた」(水橋)と振り返りながらも、次のす秋季リーグを見据えていた。「関大を倒して優勝できるように頑張りたい」。長年の宿敵を打倒するべく、水橋組の挑戦は続く。(文責・岡本和香、撮影・白川愛梨)

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