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【柔道部】東海優勝校相手に惜敗

2024年全日本学生柔道優勝大会(男子73回 女子33回)

 関西を3位で突破し、6月22、23日に日本武道館(東京都)で行われた無差別団体戦日本一を決める全日本学生柔道優勝大会。2回戦からの出場となった同志社は皇學館大と対戦した。東海優勝校である相手に奮闘するも2-4で敗北。一日目で今大会の幕を閉じた。

相手と組み合う高井

 出場メンバーは先鋒・瀬戸(社4)、次鋒・中村(法3)、五将・高井(法2)、中堅・古澤(商1)、三将・永竿(法4)、副将・児島(商2)、大将・外村(政策4)のフルメンバーで挑んだ。

 最初に畳へ上がったキャプテンの瀬戸は指導3つによる反則負けを喫した。次鋒の中村も開始1分半で抑え込まれ、横四方固で一本負け。暗雲が立ち込めるスタートとなった。しかし関西大会から勝利続きのポイントゲッター高井が登場。明らか体の大きい相手選手に果敢に攻め、開始1分半で技をかけた。一本とはならなかったが、背負い投げの技ありで有利な状況に。その後激しく組み合う時間が続くも、終了間際で隅落を決めた。合わせ技一本で白星を挙げ、1‐2で中堅につなぐ。

力闘する古澤

 一年生ながら団体戦に出場し、奮闘する古澤。激しい組み手争いの中2つの指導を引き出すも、引き分けに終わる。三将の永竿は開始二分で内股をかけられ一本負け。児島も格闘するが残り一分で内股すかしをかけられ不利な展開になった。残り一分で取り返すことができず黒星を挙げ、残るは副キャプテンの外村。終始強気な姿勢を見せ、後半、一瞬の隙を突いた。力を精一杯振り絞り背負い投げを決め、技ありで優位に立った。残された体力で最後まで気を抜くことなく、試合終了。一点を追加したものの、2‐4で敗北となった。

技をかける外村

 悔しい結果とはなったものの、日本武道館という素晴らしい舞台で闘志を見せた同志社柔道部。「士気の高さはより一層高まった」(外村)。次に控えるのは8月に行われる関西学生柔道体重別選手権大会。各階級の戦士たちが優勝を目指し、技に磨きをかけるべく猪突猛進な日々を送る。(早川京)

〈試合結果〉

先鋒 瀬戸 ●反則負け                                                   次鋒 中村 ●一本負け(横四方固)                                                  五将 高井 〇合わせ技一本(背負い投げ、隅落)                                                     中堅 古澤 △引き分け                                                             三将 永竿 ●一本負け(内股)                                                           副将 児島 ●技あり(内股すかし)                                                                     大将 外村 〇技あり(背負い投げ)

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