第71回関西学生アイスホッケーリーグ戦
10月10日、関西大学たかつきアリーナ(大阪府)で第71回関西学生アイスホッケーリーグ戦が行われた。リーグ5戦目で龍谷大と対戦し、16-0で圧勝した。
4勝1敗で迎えた今試合。関西優勝を目標として掲げる水橋組にとって、敗戦は許されない。第1ピリオド開始40分、早くも同志社が仕掛ける。金山(商3)と大久保(法1)のアシストで長谷川(GR1)が先制(1-0)。続けて同3分、ゴール前の的確なパス回しで加藤(法3)と阿部(商2)のアシストから八巻(法2)がシュートを決めた(2-0)。この間、相手から二度のペナルティを誘い、主導権を握る。その後、同志社がインターフェアランスを取られるも、同14分阿部が追加点を獲得。その後も得点を重ね、5-0で第1ピリオドを終えた。
第2ピリオドも同志社の勢いは止まらない。開始30秒、阿部と金山のアシストで福井がゴール右からパックを押し込む(6-0)。「練習してきたことが試合で形として出せて自信になった」(阿部)。その後、阿部が続けて2点を奪取(8-0)。同14分、奥田がゴール左下の角を狙う巧みなシュートでさらに点差を引き離す(9-0)。「スピードを活かして突っ込んでいくのが自分のスタイルなので、それが出せて良かった」(奥田)。第2ピリオド終了間際に八巻が今試合3得点目を決め、10-0で相手を圧倒させた。
第3ピリオド、同志社の猛攻は止まらない。大久保、奥田、八巻、河野(文情1)の下級生たちの活躍が光り、さらに4点を追加(14-0)。ラスト2分、水橋(4)がゴール正面からロングシュートを決める(15-0)。さらに残り50秒で長谷川のアシストで加藤が押し込み、16-0で終了の鐘が鳴り響いた。
「初めて無失点で勝ったので、この調子で次回も無失点でいきたい」(八巻)。龍谷大を圧倒し、大量得点を挙げた同志社。次戦は、現在リーグ2位争いの関学大と対戦する。「主力が欠けてるので、いかに今いるメンバーで勝ち抜くかが重要になる」(奥田)。上位戦まで残すところ1戦、水橋組の力を集結させ駆け抜けろ。(文責・岡本和香、撮影・元永侑里)