バレーボール部(男子)
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【バレーボール部男子】今春の覇者にストレートで敗北

RIGAVIL CUP 2024 関西大学バレーボール連盟 男子1部 秋季リーグ戦

 10月12日、大阪商業大学でRIGAVIL CUP 2024 関西大学バレーボール連盟 男子1部 秋季リーグ戦の第7戦が行われた。同志社は天理大相手にセットカウント0-3で敗北を喫した。

 10月7日に東レアローズ静岡に加入することが発表された楠本率いる天理大。春季リーグ戦では8度目の優勝を果たした相手だ。同志社が上位に食い込むためにも絶対に負けられない一戦となった。

 迎えた第1セット。鋭いアタックに翻弄(ほんろう)され攻撃が決まらず、点差が開く(5-7)。それでも、試合中盤には中井(心理4)と伊藤湧(心理2)のブロックで相手の攻撃を完全に阻止(14-13)。さらにブロックでアタックのコースを寄せ、ミスを誘発させ天理大にタイムアウトを取らせる(17-15)。その後は一進一退の攻防を続けたが、先にマッチポイントに達したのは天理大。緩急ある攻撃に惑わされ、23-25でセットを奪われた。

得点を決め喜ぶ小池(法3)

 続く第2セットも、序盤から天理大の雰囲気に飲み込まれ3連続ポイントを許す(6-10)。しかし、小池の高い打点から放たれるスパイクで長いラリーを制し、悪い流れを断ち切った。その後も終始天理大のムードに持っていかれる場面があったが、中井の相手の隙をみた攻撃でピンチを切り抜く(13-16)。「下級生が多いチームだからこそ自分が声を出して後輩がプレーしやすい環境を作った」(中井)。その言葉通り相手に得点を連取された場面でも声をかけ続け、接戦に持ち込む(22-23)。相手の巧みなコンビに惑わされながらも必死に食らいついたが、後一歩届かずセットを奪われた(23-25)。

ハイタッチをする左から中井、伊藤湧、﨑山(商1)
チームの士気を上げる金谷(心理3)

 もう後がない第3セット、序盤から完全に天理大のペースで試合が展開された。連続ポイントを奪われ、タイムアウトを取った同志社(6-10)。そんな中でも中井は「まだ追いつけるよ!」とチームを鼓舞した。しかし、7-15の場面にはサービスエースを奪われ、天理大の応援陣は盛り上がり声援はますます大きく、同志社はアウェーになっていった。試合終盤になっても状況は打破できず、そのまま18-25で幕を閉じ天理大相手にストレート負けを喫した。

 今試合を振り返り中井は「コミュニケーション不足で落とした点も多くて正直もったない」と悔しさを滲ませた。しかし、秋季リーグ戦も残り3試合。「去年の結果を超えたい」(中井)と力強く意気込んだ。明日の関大戦で勝ち星をあげ、目標とする関西優勝へ望みをつなげ。(文責・堀早槻、平沼栞、撮影・渡邉柚果)

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