アイスホッケー部
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【アイスホッケー部】惜しくも僅差で関学大に敗北した

第71回関西学生アイスホッケーリーグ戦

 10月12日、尼崎スポーツの森(兵庫県)で第71回関西学生アイスホッケーリーグ戦が行われた。予選最終日となる今試合は関学大との対戦。3ー4で敗北し、3位で上位戦に進出した。

パックを運ぶ阿部()

 第1ピリオド、両者譲らぬ接戦を繰り広げた。開始7分に相手がペナルティーで退場すると、続けて8分にも退場。5対3の数的有利な中、同志社に好機が訪れると八巻(法2)、加藤(法3)のアシストで長谷川(GR1)が先制点を決めた。チャンスをものにでき、「ほっとしている」(長谷川)と自身の得点シーンを振り返る。しかし、同16分に相手が自陣のゴール前にパックを運ぶとシュートを入れられた。一度はGKが跳ね返したものの、跳ね返ったパックがそのまま頭上を超えてゴール。悔しくも同点に追いつかれ、1ー1で第1ピリオドが終了した。

喜びを分かち合う選手たち

 続く第2ピリオド、開始40秒で水橋(商4)、加藤かがパスをつなぐと、阿部(商2)がシュート。1点リードするも、相手が1分後にシュートを決め再び同点に追いつかれた。開始早々に両者得点を決め、激しい展開に。しかし、両者一進一退の攻防を繰り広げなかなか得点板を動かせない。同16分、動きを見せたのは相手。隙を狙ったシュートで左前からパックを撃たれた。先を越されるも、19秒後に金山(商3)が大久保(法1)のアシストでゴールを決め、第1ピリオド同様再び同点となり、試合は振り出しに。しかし、残す20秒で相手が自陣に勢いよく滑り込み、ゴール。3−4で勝負の行方は第3ピリオドに託された。

ガッツポーズをする選手たち

 第3ピリオド開始35秒、相手がペナルティーで退場すると、同2分にもペナルティーで再び5対3の好機が到来した。幾度もシュート試みるも、鉄壁の防御にか跳ね返されなかなか追加点が挙げられない。GKをベンチに戻し、6対5で攻撃陣を増やす策略を試みる。シュート積極的に打つも、攻略の糸口が見つからず惜しくも3ー4で敗北を喫した。

パックを追う金山

 今試合で予選リーグは終了となり、3位で上位戦に駒を進めることになった同志社。「人数が少ない中で勝ち切ることができたのはよかった」(水橋)。怪我により主力のメンバーが多く欠員してる中挑んだ今リーグ。全員が最大限の力を出し切り、一試合一試合勝利を収めてきた。次なる舞台は上位4チームで決戦となる。「怪我人が復帰してフルメインバーで戦えるのでそこの実力をしっかり見せていきたい」(水橋)。ここからが同志社アイスホッケー部の見せ所だ。大舞台で貪欲に上を目指し、総力戦で栄光をつかみ取る。(文責、撮影・白川愛梨)

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