アイスホッケー部
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【アイスホッケー部】好機つかめず上位戦黒星発進

第71回関西学生アイスホッケーリーグ戦上位戦

10月19日、関西大学たかつきアイスアリーナで第71回関西学生アイスホッケーリーグ戦の上位戦が行われた。予選を3位で通過し、迎えた上位戦1戦目。相手は予選で敗戦した関学大との対決で、1-3で悔しくも敗北を喫した。

パックを運ぶ河野(文情1)

第1ピリオド、関学大がパックを初手で奪うと優勢を奪われる。激しい攻防戦を繰り広げるも、開始6分に隙を狙われ先制点を許した。同10分に相手がペナルティーによりパワープレーの場面が多くあったが、なかなか得点につながらない。そのまま互いに追加点を挙げることなく、0-1で第1ピリオド終了のホイッスルが鳴った。

パックを追う金山(商3)

続く第2ピリオド前半は、先ほどとは打って変わり同志社が積極的な攻撃を仕掛けた。同志社がシュートを連発するも、パックは相手守備陣に跳ね返される。しかし、残り2分で試合に動きが見えた。水橋が流れたパックを奪うと、敵陣に持ち込みゴール目前でシュートを打つ。しかし、必死の攻撃も阻まれ、パックが再び自陣へ。残り1分で、シュートを打たれ追加点を許した。「決めきることができない」(水橋・商4)。相手の鉄壁の防衛を攻略できず、決定打を打つことができなかった。

好きを狙う吉山(法4)

運命の第3ピリオド、開始早々相手のペナルティー判定により一時試合は中断した。判定は白となり試合は再開。さらに激しい争いが繰り広げられた。両者拮抗(きっこう)した戦いを繰り広げ、得点板を動かせない。しかし、10分に吉山(法4)、金山からのアシストを受け、パックを受け取ると阿部(商2)が好機が訪れる。相手選手を交わし、待望の初得点を獲得した。同点に追いつきたい同志社だが、残り時間は1分。GK(ゴールキーパー) を下げ、6対5の体制で攻撃を仕掛ける。しかし、作戦も虚しく、パックを奪われると、残り2秒で得点を許した。

ゴールを守る長(スポ1)

予選に引き続き、関学大に敗北し悔しさを滲ませる。「あと2試合、しっかり切り替えて頑張っていきたい」(水橋)。予選での悔しさを糧に、さらに鍛錬を積み重ねてきた。怪我からの復帰した選手が多く、本調子ではないものの最大限の力で競合相手に立ち向かう。関西制覇を掲げ、さらなる結託を誓った。(文責・白川愛梨、撮影・岡本)

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