アイスホッケー部
HEADLINE

【アイスホッケー部】関大相手にリベンジならず

第71回関西学生アイスホッケーリーグ戦上位戦

 10月27日、関西大学たかつきアイスアリーナで第71回関西学生アイスホッケーリーグ戦の上位戦が行われた。上位戦2日目の試合相手は今季リーグ予選1位通過の関大。結果は1-6でリベンジを果たすことができなかった。

パックを追いかける奥田(文2)

 試合開始のホイッスルと共に激しいパックの奪い合いが始まった。開始4分でおよそ30秒にもわたる同志社優勢の状況を作り出す。果敢に攻めるも、相手に阻まれシュートを決めることができない。自陣で態勢を整えると、選手交代のタイミングで隙を突かれ1点を許す。その後も関大の猛攻撃は止まらなかった。長(スポ1)が身を挺して何度もゴールを守るも、関大の勢いを止めることができない。さらに2点の追加点を許し第2ピリオドへ(0-3)。

話し合う選手たち

 開始1分で相手選手が2人同時にペナルティーを取られる絶好のチャンスが訪れた。1点でも点数を取り戻したい同志社だが、吉山(法4)がシュートを試みるも点数につながらない。「決め切ることができなかった」(水橋・商4)。2分間のパワープレイ(数的有利)をプラスに働かせることができず、悔しさを滲ませた。パックを持ってもすぐに奪い返される展開が続く中盤。怒涛(どとう)の攻撃の末にさらに2点を取られた。残り3分でキャプテンの水橋が阿部(商2)、福井(法3)のアシストを受けて1点獲得。思うように点差を縮めることができず、第2ピリオドが終了した。

 迎えた最終ピリオド。序盤から関大に流れが傾く。開始7分で失点の危機が迫ったがGKの村井(商1)が全てのシュートを止め、八巻(法2)が突破口を導いた。しかしチャンスをものにすることができず難航。両者ともに点数を入れられないまま1-6で敗北を喫した。

シュートを阻止する吉山

 「立ち上がりの悪さを取り戻すことができないままズルズル行ってしまった」と敗因を語る水橋。秋季リーグ戦にて関大に無念の全敗となってしまった。次の立命大とのゲームがリーグ戦最後の試合となる。しっかりと勝ち切って全日本選手権大会につなげると決意を固めた。さらなる頂を目指す彼らの挑戦はまだ終わらない。(文責・元永侑里、撮影・岡本和香)

ページ上部へ