軟式野球部
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【軟式野球部】立命大に敗北喫し、自力優勝消滅

TEAM R H E
立命大 12
同志社 13

2023年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦
 9月21日、萩谷総合運動公園野球場 (大阪府)で2023年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦が行われた。同志社は立命大と対戦。3-6で敗北を喫した。
 前回引き分けで終わった同立戦に決着をつけるべく、迎えた対立命大2回戦。球場には應援團も駆けつけ、大きな声援に包まれる中試合は始まった。

 先発を任されたのは成尾(スポ2)。「前回不甲斐ないピッチングをしてしまったので、今日はしっかり取り返そう」と走者を背負いながらも野手の好守備に助けられながら粘りのピッチングを見せる。5回途中3被安打無失点と好投し、マウンドを吉岡(GR3)に託した。
 しかし、交代直後の6回表に均衡が破られる。上位打線に連打を浴び、1死一、三塁のピンチを招く。是が非でも抑えたい場面だったが変化球を強振され、打球は右翼スタンドへ飛び込んだ。「なんとか無失点で抑えたかったけど、それができなくて悔しい」(吉岡)。この回3点を献上し、大きくリードを許した。
 しかし、同志社もすぐに盛り返す。7回裏に今門(スポ2)と吉岡が安打で出塁し、2死二、三塁のチャンスで打席には今季好調の天野(商3)。大きく振り抜いた打球は左中間を破る左適時打となり、待望の1点を得た。
 だが、立命大も攻撃の手を緩めない。またも得点圏に走者を背負うと、相手6番に左適時二塁打を浴び追加点を献上した。
 3点ビハインドで迎えた8回裏。先頭打者の柳瀬(経2)がフルカウントから意地の左安打を放つと、中川(商1)も左二塁打で続きチャンスを広げる。終盤に訪れたチャンスを生かすべく、加藤(法2)が強気に応戦。放った打球は右前へ転がり、その間に走者が生還。1点を追加することに成功した。その後唐木が四球を選び、なおも続く1死一、三塁のチャンスで打席には橋本(文3)。相手ピッチャーの暴投により走者を本塁へ返し、もう1点を追加。さらにゴロの間にホームを狙ったが挟殺され、この回の攻撃を終えた。
 立命大打線も黙ってはいない。相手9番に中二塁打を浴び、再び窮地に陥る。次打席でバントを警戒して投げた球をすくわれ1点を取りこぼす。さらに次打者に犠打を決められ1死三塁とされた場面。遊撃手前へ転がったゴロを処理できず、まさかの1失点。8回に1点差まで迫っただけに痛い展開となった。
 2番からの好打順で始まった9回裏。2死から柳瀬に右安打、中川に中安打が飛び出し2死一、二塁とする。さらに加藤が死球で出塁し、またとない満塁の大チャンスを演出。その後代打で岡本(小 商1)が打席に入るもゴロに倒れ、6-3で試合終了。勝利すれば優勝へ確実に近づく1戦を落とし、悔しい結果に終わった。
 自力優勝は消滅したものの、リーグ戦優勝が完全に消えたわけではない。同志社が優勝するには、残りの4試合で全勝かつ立命大が敗北することが条件だ。「チームがもっと良い方向に進むように、主将として発破をかけていきたい」(中村豊)。この悔しさをばねに、最後まで全力で戦い抜く。(文責・撮影:近藤真子、俣野百香)

※HPの不具合により、写真の掲載を一時取りやめております。

スタメン

(一)吉岡 6

(二)天野 7

(三)島田 3

(四)柳瀬 8

(五)中川 5

(六)小中 D

(七)唐木 2

(八)今門 4

(九)池田 9

  P 成尾

バッテリー

(立命大)秦、今井ー長内

(同志社)成尾、吉岡ー唐木

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