軟式野球部
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【軟式野球部】7回コールドで大敗…リーグ戦優勝絶望的

TEAM R H E
関 大 11
同志社

 9月25日、寝屋川公園第一野球場(大阪府)で2023年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦が行われた。同志社は関大と対戦。相手投手を攻略できないままゼロ行進を続け、味方の拙守も重なって大苦戦する。大差をつけられた7回、3人で打ち取られ0−8でコールド負け。反撃の余地なく大敗を喫した。

 敗北にあえいだ対立命大戦から中3日。自力優勝を逃した失意に呑み込まれまいと互いを鼓舞し、残る4試合での全勝を懸けて挑んだ。

 投げては今季リーグ戦初先発の小嶋(文3)。変化球を使い分け、四球で歩かせながらも2回までを3人で抑える。しかし3回、1死から相手8番に左二塁打を許すと、次打者にも続けてヒットを浴びる。さらには味方の失策も絡み、先制点を献上した。

 小嶋を援護したい打線は4回、島田(スポ2)が投手の失策を誘い出塁すると、柳瀬(経2)と中川(商1)が四球を選び1死満塁の大チャンス。好機をものにすべく小中(経2)、唐木(政策2)が打席に向かうもあと1本が出ず、無得点に終わった。

 4、5回はランナーを背負いながらも本塁は譲らず、1点ビハインドで迎えた6回。先頭の放った打球が右中間へ落ち、一気に二塁へ進まれる。さらに犠打で送られた1死三塁の場面で5球目をセンター方向へ打ち上げられ、犠飛により1点を落とした。

 状況は悪化する一方だった。相手6番への死球をきっかけに崩壊が始まる。続く打者の放った打球がセカンドのグローブをすり抜け1死一、三塁。思い通りの投球ができないまま、連打を浴びて2度も本塁を踏ませてしまった。

 7回途中、何とか立て直そうと吉岡(GR3)が緊急登板。1番をフライに打ち取り2死まで追い込んだが、次々とヒットを飛ばされ火消し失敗。「追い込んでからのボールが甘くなってしまった」(吉岡)。味方のミスも絡み、4失点と取り返しのつかない大量リードを許した。その後は成尾(スポ2)が登板し、やっとの思いでアウトをもぎ取る。この回だけで3投手をつぎ込んだが、打者一巡の猛攻を食い止めることができなかった。

 一方の打線は4回の好機を最後に意気消沈。相手投手を前に手も足も出ず、0−8で7回コールド負けを喫した。

 同立戦敗北のダメージは大きい。主将中村豊はチームメイトを見渡し「(対立命大で)自力優勝を逃してしまったショックは想像以上」と表情を曇らせた。今回の敗戦により同志社は3位へ転落し、逆転優勝すら厳しい状況に追い込まれている。しかし、ここで諦める中村豊組ではないだろう。明日に迫る戦いに向け、前を向くしかない。(文責:金海彩夏、撮影:金海彩夏、俣野百香、湊結子)

※HPの不具合により、写真の掲載を一時取りやめております。

スタメン

(一)吉岡 6

(二)天野 7

(三)島田 3

(四)柳瀬 8

(五)中川 5

(六)小中 D

(七)唐木 2

(八)今門 4

(九)池田 9

P 小嶋

バッテリー

(関 大)宮原ー高橋勢

(同志社)小嶋、吉岡、成尾ー唐木

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