4月7日に萩谷総合公園野球場で行われた関西六大学軟式野球連盟春季リーグ第ニ戦。同志社は0-3で立命大に敗北を喫した。
昨年度立命大に対して一勝も収められていない同志社。宿敵との初戦に不撓不屈の精神で臨んだ。
試合は均衡した状態が続いた。同志社は、先発の柴田が三者凡退で抑える活躍を見せる。ヒットを許しても、味方の固い守備で得点を許さない。強力な相手打撃陣に対して、スコアボードに0を並べ、迎えた5回表。ヒットを許し、先制点を献上する。先制点を許したものの、しっかりとした試合作りで、先発投手の役割を果たした。
得点を試みるもなかなかチャンスを物にできない打撃陣。ヒットは出るものの打線がつながらず得点にならない。6回裏、ヒットと出塁が重なり1死満塁で得点のチャンス。「ヒットを打ちたいと思い、力んでしまった」(柴田)。緊張感の中、得点につながるバッティングにならなかった。その後も相手投手に対応できず、無得点に終わる。
ヒット数では同志社が上回り、得点圏に走者のいる場面が数多くあった。「今日はチャンスの勝負強さで立命に完敗した」(柴田)。確実に昨年度からの成長を見せた軟式野球部であったが、宿敵に対し勝利を収められず。
「もう負けられないので全部取りに行く気持ちで頑張りたい」(柴田)。今日の試合の悔しさを噛み締め、勝利に向かって突き進め。
(文責:井出菜月 撮影:杉本優衣)