軟式野球部
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【軟式野球部】完封試合で開幕2連勝を飾った

TEAM R H E
公立大
同志社

2024年度関西六大学軟式野球連盟春季リーグ

 4月11日、萩谷公園野球場(大阪府)で2024年度関西六大学軟式野球連盟春季リーグ戦が行われた。同志社は公立大と対戦。序盤から良いリズムで試合を運び、2-0でリーグ戦2連勝を飾った。

 4月4日と9日の試合が雨天中止となり、迎えた今試合。先発ピッチャーの変更やエース柳瀬の怪我も相まって、万全ではない状況だったものの、序盤から流れを手繰り寄せた。

 今日の先発を務めたのは唐木(政策3)。先日の試合でも抜群の安定感を見せた唐木が今日も投球で見せる。初回から相手を三者凡退に抑え、テンポの良いピッチングで攻撃に勢いをもたらした。

先発の唐木

 一回裏、吉岡(GR4)と島田(スポ3)が四球で出塁すると、石井(経2)が初球からセンター方向へ飛ばし、その間に吉岡は三塁へ。2死一、三塁のチャンスでバッターボックスには昨秋首位打者に輝いた中川(商2)が立った。2球目のスライダーを捉えた打球はレフトサイドへ大きく伸び、左適時打に。吉岡はホームへ生還し、初回から一点を先制することに成功。「今リーグ戦初のヒットが出て、気持ち良かった」(中川)と喜びをあらわにした。

ポーズを決める中川

 2回裏にまたしても追加点のチャンスがやってくる。先頭の丸本(商3)が打った低めの球が相手投手の捕逸により、出塁。続く吉岡が4球目を力強く振り抜くと打球はセンターの頭を大きく超え、中適時三塁打とする。その間に丸本ががホームに帰還し、リードをさらに広げた。「ロースコアになることは予想していたので、その中で貴重な一点を取ることが出来て良かった」(吉岡)。チームを支える上回生の活躍が光り、2点を先制したまま、守備へとつなげた。

強振する吉岡

 迎えた7回、初球から中三塁打を浴び、無死三塁と今試合一番のピンチが訪れる。しかし、主将の島田を中心に声を掛け合い、そのあとの三人を着実に抑え、この回を無失点で切り抜けた。「点を取られたくなかったので、0で抑えることが出来て、めちゃくちゃ嬉しかった」(唐木)。

 その後は出塁を許さず、そのまま2‐0で試合が終了。唐木は今試合110球を一人で投げ切り、見事完封勝利を収めた。

 雨天中止の試合が相次ぎ、万全の準備で挑むことが難しかった中、島田組の強みであるチーム力をしっかりと見せつけた今試合。 次週には甲南大と今季絶好調の関学大との試合が待っている。「全員でカバーし合う全員野球を掲げているので、全員で勝ちを取りに行きたい」(島田)。まずは目の前の勝利をしっかりと掴み取り、春季リーグ戦優勝への道を切り開け。

(文責:近藤真子、撮影:金海彩夏)

スタメン

(一) 丸本 8

(二) 吉岡 6

(三) 島田 3

(四) 石井 D

(五) 中川 5

(六) 檜山 7

(七) 大和 2

(八) 奥 9

(九) 今門 4

P 唐木

バッテリー

(関 大)大内ー杉本

(同志社)唐木ー大和

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