TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
徳島大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 2 |
同志社 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 2 | × | 7 | 9 | 1 |
第4回全日本大学軟式野球選抜大会SUMMER CUP
8月19日、長野オリンピックスタジアムで第4回全日本大学軟式野球選抜大会SUMMER CUPが行われた。同志社は徳島大と対戦。6回まで拮抗(きっこう)した展開が続くも、終盤に猛攻をかけ7-1で勝利。全国大会を白星で発進した。
2年連続の出場となった全国大会の初戦は3月に練習試合を行った徳島大との一戦。「自分たちの野球をやれば負けない」(島田・スポ3)と自信を持って挑んだ。
今日の先発は右腕エース唐木(政策3)。「去年2回戦負けだったので、それを絶対に超える気持ちで入った」(唐木)。序盤は調子が上がりきらず安打を浴びる場面もあったものの、4回までを無失点で切り抜ける。迎えた5回、先頭に中安打を許すと、犠打で送られた2死二塁の場面。遊撃方向への打球をショートが一塁へ悪送球し、一塁走者がセーフに。その間に二塁走者がホームに生還し、思わぬ形で先制点を献上した。
その裏、柳瀬(経3)が内野安打で出塁すると、大和(経2)の打席で盗塁に成功。さらに犠打で送って1死三塁とすると、今門(スポ3)がスクイズを決め同点に追いついた。1-1で迎えた7回、1死から大和が左中間へ二塁打を放つと、今門が四球を選び1死一、二塁の一打勝ち越しのチャンスが到来。「自分のエラーで1点取られてしまったので、絶対決めようと思って打席に立った」(吉岡・GR4)。6球連続ファウルと粘った末に、センターの頭上を超える適時二塁打を放ち勝ち越しに成功。続く中川(商2)にもヒットが飛び出し、この回4得点で相手を突き放した。
流れをつかんだ同志社は8回にも安打と相手のエラーにより2点を追加。最終回は唐木から吉岡にスイッチし、3人できっちり締め試合終了。後半の猛攻で圧倒し、7-1で全国大会初戦を突破した。
明日の2回戦はシード校である大東文化大との対戦だ。「勝機はある。1試合終えていることをアドバンテージと思って先制点を大事にしていきたい」(島田)。強靭(きょうじん)なバッテリー率いる難敵ながら、自分たちの力を信じて臨む。勝利への執念を燃やし、総力戦で一戦必勝の夏を長く歩み続ける。(文責・金海彩夏、撮影・近藤真子、大橋楓子)
(一) 檜山 9
(二) 吉岡 6
(三) 中川 5
(四) 吉原 7
(五) 島田 3
(六) 石井 D
(七) 柳瀬 8
(八) 大和 2
(九) 今門 4
P 唐木
バッテリー
(徳島大)中村、鳥羽ー水口
(同志社)唐木、吉岡ー大和