TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | R | H | E |
立命大 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 5 | 10 | 1 |
同志社 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 9 | 3 |
2024年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦
9月3日、寝屋川公園第1野球場(大阪府)で2024年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦が行われた。同志社は立命大と対戦。3回に先制を許すも、すぐに追いつき同点のまま延長戦へと持ち込む。しかし10回の表に2点を追加され、3-5で敗北した。
先発マウンドを託されたのは成尾(スポ3)。「チームに良い勢いをもたらせるように」という意気込み通り、初回から三者凡退に抑え、好調な立ち上がりを見せる。
先に均衡を破ったのは立命大だった。3回表、先頭から四球や左安打などで一死満塁のピンチを招く。その後、相手2番が3球目を打ち上げ、犠牲フライの間に三塁走者がホームへと生還。先制を許したものの、その後はしっかりと抑え最少失点にとどめる。
3回裏、加藤(法3)の左安打と檜山(スポ2)の二ゴロで2死二塁とすると、打席には今門(スポ3)が立った。「絶対に打ってやろうという気持ちで入った」(今門)。浮いたチェンジアップを振り抜いた打球はセンター方向へのタイムリーツーベースに。続く中川(商2)からも適時打が飛び出し、追加点を挙げる。下位打線から流れを手繰り寄せ、この回2点を獲得した。
しかし4回表、先頭打者が四球を選択すると、続く相手5番に左適時三塁打を放たれ、同点に追いつかれる。するとここで投手交代が告げられ、成尾に代わり唐木がリリーフとして登板。強靭(きょうじん)な立命打線を相手に粘りの投球を見せ、9回までを1失点に抑える好投を披露する。守備から流れをつくり、攻撃に勢いをもたらした。
その後8回にも1点を追加され後がない同志社は、9回に最後の反撃に出る。今季リーグ初出場の小中(経3)が内野安打で出塁すると、代打松原(商3)の投ゴロと大和(経2)の三ゴロの間に三塁へと進塁。2死三塁の場面で、打席にはここまで3打数2安打と絶好調の加藤が立った。4球目の投適時内野安打の間に三塁走者がホームへと生還。打者は一塁セーフとなり、土壇場で同点にこぎつける。そして試合の行方は延長戦へと持ち込まれた。
しかし、10回表に暗転した。先頭打者から二塁打を浴びると、続く打者の三ゴロを三塁手が悪送球し、1点を献上。その後、投ゴロと三振で2死三塁となると続く打者に適時三塁打を放たれ、さらに突き放された。
2点を追う10回裏には、ピンチヒッターとして岡本(商2)を起用。フルカウントから打ち上げるも左飛となり、続く島田(スポ3)、吉原(スポ3)も出塁できず、そのまま3-5で試合終了。強敵・立命大を攻略できず、敗北を喫した。
「もう失うものは何もないので切り替えて挑むだけ」(島田)。彼らはここで立ち止まらない。勝負強さを見せつけ、明日こそ必ず勝利を挙げる。(文責・近藤真子、撮影・金海彩夏)
スタメン
(一) 檜山 7
(二) 今門 4
(三) 中川 5
(四) 島田 3
(五) 吉原 D
(六) 柳瀬 8
(七) 奥 9
(八) 大和 2
(九) 加藤 6
P 成尾
バッテリー
(立命大)今井、高田、田口ー長内
(同志社)成尾、唐木ー大和