軟式野球部
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【軟式野球部】終盤に得点重ね甲南大破る

TEAM R H E
甲南大
同志社 X 11

2024年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦

 9月25日、寝屋川公園第一野球場(大阪府)で2024年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦が行われた。同志社は甲南大と対戦。先制点を許すもすぐさま逆転に成功する。7回には一挙4得点の猛攻を見せ、最後は8-2で勝利を収めた。

 本日の先発を務めたのは、今季2度目の登板となった鈴木(経2)。「この前よりも良いピッチングをしよう」(鈴木)と意気込みチームのために腕を振った。しかし、初回からピンチを背負う。先頭打者に左安打を許すと、続く打者も死球により出塁。その後、送りバントと四球で1死満塁となると、押し出し死球により1点を献上する。2回にも1点を追加されたところで投手交代が言い渡された。「(前回と)同じような結果になってしまいチームに申し訳ない」(鈴木)と悔しさを滲ませながらマウンドを後にした。

先発の鈴木

  一方の野手陣は初回から動きを見せる。田中(商1)の左安打や中川(商2)のバントヒットなどで無死満塁とすると、続く奥(政策2)の二ゴロの間に三塁走者がホームに生還。その後も島田(スポ3)の右適時打で追加点を獲得し、すぐさま逆転に成功する。2回裏にも先頭の淺田(経3)が左中間を破るスリーベースヒットを放ち、好機を演出。続く大和(経2)の打席で相手投手の暴投により得点を挙げ、甲南大をさらに引き離した。

吠える淺田

 代わって登板したのは唐木(政策3)。2死一塁から中飛でこの回最小失点に抑えると、3回からは安定した投球を披露する。7回までを投げ切り、1被安打4奪三振とエースの風格を漂わせた。

リリーフの唐木

 同志社の勢いは止まらない。7回、先頭加藤(法3)の内野安打から打線がつながり1点を追加。中川の送りバントが成功し1死二、三塁とチャンスを拡大したところで打席には奥が入る。2球目のスライダーをセンター方向へはじき返すと走者2人がホームイン。「長打でランナー2人を返すことができて良かった」(奥)。その後も2死二塁から代打の岡本(商2)が左適時打を放ち、この回4得点を獲得。終盤に怒涛の得点ラッシュを決め、同志社ベンチからは笑顔があふれた。

攻守ともに活躍を見せた加藤

 8回からは唐木に代わり成尾(スポ3)がマウンドに上がった。登板早々、上位打線を三者凡退に打ち取るなど攻撃の隙を与えない。最終回でもキレのあるピッチングでアウトを重ね、最後は投ゴロで試合終了。甲南大相手に8-2と快勝を収めた。

 次に対峙するのは秋季リーグ戦1戦目で惜しくも引き分けに終わった公立大。「是が非でも勝ちに行く」(島田)と気合は十分だ。島田組も残すところあと2試合。次戦で必ず勝利を掴み取り、最終戦へとつなげよ。(文責・近藤真子、撮影・矢部彩香)

スタメン

(一) 田中 7

(二) 今門 4

(三) 中川 5

(四) 奥 9

(五) 島田 3

(六) 栗原 D

(七) 淺田 8

(八) 大和 2

(九) 加藤 6

P 鈴木

バッテリー

(甲南大)大芝、牧野、婦木ー鈴木

(同志社)鈴木、唐木、成尾ー大和 成尾ー石井

 

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