軟式野球部
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【軟式野球部】打線つながり、7回コールド勝ち収めた

TEAM R H E
甲南大
同志社 2X 10

2025年度関西六大学軟式野球連盟春季リーグ戦

 4月2日、萩谷総合公園球場(大阪府)で2025年度関西六大学軟式野球連盟春季リーグ戦が行われた。同志社は甲南大と対戦。初回に3失点を許すも終盤に得点を重ね、10-3で7回コールド勝ちを収めた。

 本日の先発を務めたのは成尾(スポ4)。先頭打者に四球を許すと、その後も四球、暴投と制球が定まらない。野手陣に援護されながらツーアウトまで追い込むも、相手5番からタイムリーを放たれ2失点。その後も1点を追加され、初回にリードを許してしまった。

先発の成尾

 3点を追う同志社は2回裏。島田(スポ4)が左安打を放ち出塁すると、盗塁も成功させ無死二塁に。栗原(商2)の投ゴロと大和(経3)のタイムリーヒットで走者はホームに生還。4回にも、相手のミスからチャンスをつくり、またしても1点を取り返す。着実に得点を重ね、甲南大に迫る展開となった。

 5回からは成尾に代わり廣田(法2)がマウンドへと上がった。「チームのためにということを意識して挑んだ」(廣田)。先頭を遊ゴロに抑えると、その後も落ち着いた投球で次々にアウトを重ねる。そして7回まで無失点で投げ切る好投を披露。次世代を担う新星が守備から良い流れをもたらした。

リリーフの廣田

 ここから同志社の反撃が始まる。5回裏、奥(政策3)が死球で出塁すると、続く柳瀬(経4)の打球はバントヒットとなり、好機を演出。すると、次打者の田中(商2)がフルカウントから左中間を破る安打を放ち逆転に成功する。その後、檜山(スポ3)がスクイズを確実に決め、この回一挙3得点。意地のプレーが得点に結びつき、選手たちからは笑顔が飛び出した。

適時打を放った田中

 6回裏、大和が放ったレフト方向への打球は左翼手の落球により、ツーベースヒットに。その後、相手甲南大の失策によりさらに1点を追加する。そして2死一塁の場面で打席には奥が立った。迎えた4球目、インコース真ん中を振り抜いた打球はレフトスタンドへ飛び込む。選手たちからは大きな歓声が上がり、奥は笑顔でダイヤモンドを周った。

ホームへ生還する奥

 7回裏、先頭田中が四球を選択すると、次打者で盗塁を決める。中川(商3)、栗原も四死球で出塁し、打席にはまたしても大和。5球目を捉えると、打球はセンターの頭上を越えるタイムリーヒットに。最後は頼れる主将が試合を決定づけ、10-3で2試合連続の7回コールド勝ちとなった。

 明日は関学大との一戦が待ち受けている。「連勝できるように頑張りたい」(大和)。リーグ優勝を目標に掲げる彼らにとって、戦いはまだ始まったばかり。次戦も全員野球を見せつけ、全力で戦い抜く。(文責・近藤真子、撮影・大橋楓子)

スタメン
(一) 田中 8
(二) 檜山 6
(三) 中川 5
(四) 島田 3
(五) 栗原 7
(六) 大和 2
(七) 和田 4
(八) 奥  9
(九) 柳瀬 D
P 成尾
バッテリー
(甲南大)婦木、小川ー鈴木

(同志社)成尾、廣田ー大和

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