軟式野球部
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【軟式野球部】あと一本が出ず、立命大に惜敗

TEAM R H E
立命大 10
同志社

2025年度関西六大学軟式野球連盟春季リーグ戦

 4月9日、寝屋川公園第一野球場(大阪府)で2025年度関西六大学軟式野球連盟春季リーグ戦が行われた。同志社は立命大と対戦。序盤に3点を失うも、後半に巻き返しを図る。しかし、あと一歩届かず3-5で敗北を喫した。

 たくさんの人が応援に集う中、始まりの瞬間を今か今かと待つ選手たち。「必ず勝つ」(大和・経3)と主将は意気込み、運命の同立戦に臨んだ。

 本日の先発を務めたのは廣田(法2)。先頭打者に出塁を許すも、その後は落ち着いた投球でアウトを重ねる。しかし、2回だった。2死から相手7番に安打を放たれると、その後四死球で満塁に。すると次打者から右適時三塁打が飛び出し、一気に3得点を失った。

先発の廣田

 一方の打撃は1回裏、田中(商2)がフルカウントからバットを振り抜くと、打球は右中間を破るスリーベースヒットに。しかし後続が絶たれ得点に結びつかない。

三塁打を放った田中

 その後は両者譲らぬ展開が続き、スコアボードに0を並べる。しかし、立命大がその均衡を破った。6回表、相手8番から右越えのホームランを浴び、追加点を許す。そしてここで投手交代が言い渡された。

 代わってマウンドに上がったのは唐木(政策4)。先頭を四球で歩かせると、その後タイムリースリーベースを放たれ、またも1失点。しかし、ここは最小失点に抑え、野手陣の援護を待った。

 そして7回裏、同志社の攻撃。島田(スポ4)が内野安打を放つと、続く栗原(商2)が相手三塁手の失策により出塁する。そしてここで大和が打席に立った。「とにかく応援がすごかったので打つしかないと思っていた」(大和)。初球から真ん中スライダーを捉えると、打球はレフト方向に伸び、その間に走者がホームに生還。1点を返すと、その後も勢いは止まらない。奥(政策3)のゴロの間に走者は進塁し、2死二、三塁で柳瀬(経4)がバッターボックスに立った。迎えた2球目、低めの球を左中間に飛ばし、もう1点を獲得。続く田中からもタイムリーが飛び出し、この回一挙3得点を挙げた。

ガッツポーズを見せる柳瀬

 最終回にも同志社はチャンスを作る。先頭大和が相手三塁手の悪送球により、二塁まで進塁。しかし、代打岡本(商3)がゴロに打ち取られると、続く打者も中直、最後は遊ゴロで試合終了。あと一本が出ず、惜しくも3-5で立命大に敗北した。

 1敗を喫したものの、戦いはまだ始まったばかりだ。まずは次なる焦点を明日の関大戦に当て、目の前の勝利を全力で掴みとる。次戦でも必ず白星を挙げ、優勝を目指して再びギアを上げる。(文責・近藤真子、撮影・金井莉子)

スタメン
(一) 田中 8
(二) 檜山 6
(三) 中川 5
(四) 島田 3
(五) 栗原 7
(六) 大和 2
(七) 和田 4
(八) 奥  9
(九) 柳瀬 D
P 廣田
バッテリー
(立命大)田口ー長内
(同志社)廣田、唐木ー大和
 

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