柔道部
HEADLINE

【柔道部】奮闘するも初戦敗退

2022年度全日本学生柔道体重別団体優勝大会

 10月15、16日にベイコム総合体育館(兵庫県)で2022年度全日本学生柔道体重別団体優勝大会が行われた。4回生の選手にとっては最後の団体戦。全国大会ベスト16を志すも、広島大を相手に初戦敗退となった。

 15日に行われた1回戦。同志社は中国四国地区代表の広島大と対戦した。

初戦に挑んだ選手たち

 同志社は先鋒・永竿(法2)、次鋒・菅本(商3)、五将・内田悠(法1)、中堅・内田晧(法3)、三将・瀬戸(社2)、副将・松田颯(文情3)、大将・松田淳(スポ4)のメンバーで挑んだ。

一本をとった永竿(法2)

 先鋒の永竿は序盤から主導権を握った。相手からの背負いを返し一本勝ちで勢いをつける。「自分の柔道をしたら絶対に勝てると思っていた」(永竿)。続く次鋒の菅本は払腰で一本勝ち。戦略通りの自身のある攻撃を見せつけた。何とか勝利の波に乗りたいところが惜しくも五将の内田悠、中堅の内田晧が連続一本負け。続く三将、副将、大将戦。二本勝ち取れば勝利は確定する大事なラスト三戦となった。しかし三人とも粘り強い試合を繰り広げ、引き分けで終わった。

悔しさを見せる松田颯(文情3)

 2-2で決着がつかず、代表選へと続く。くじ引きの結果、副将戦で登場した松田颯が出場。GS(ゴールデンスコア)までもつれ込んだが、奮闘するも体力と力の差を見せつけられ無念の敗北。5分12秒にも及ぶ長い試合となった。「絶対に勝たなければいけないところを勝てなくてチームに迷惑をかけた」と松田颯は悔しさを口にした。

〈1回戦 試合結果〉

先鋒 永竿 ○一本勝ち

次鋒 菅本 ○一本勝ち

五将 内田悠 ●一本負け

中堅 内田皓 ●一本負け

三将 瀬戸 △引き分け

副将 松田颯 △引き分け

大将 松田淳 △引き分け

代表戦 松田颯 ●一本負け

試合後集合した柔道部

 個人の力を全力で出し切った今大会。五分五分の試合だったがあと一歩のところで相手には及ばず終幕。「自分が自信を持って出せる技を磨く」(松田颯)とこれからの目標を語った。4回生が引退し、新たなメンバーでの戦いが開幕。ベスト16の目標を掲げ、今後の活躍に期待する。(早川京)

ページ上部へ