10月16日にびわこ成蹊スポーツ大学にて、2022年度関西大学バレーボール連盟女子3部秋季リーグ第6節が行われた。同志社は京華頂大と対戦。両チームがリーグ初白星をかけて白熱した戦いを見せたが、セットカウント2-3で惜しくも敗北を喫した。
相手サーブで始まった第1セット。立ち上がりのミスや相手のスパイクで相手に主導権を渡してしまう。中盤に入って大坂(スポ3)のスパイクなどで少しづつ差を縮めたものの、追いつくことはできず。22-25で第1セットを落とした。
続く第2セット。序盤から両者一歩も譲らない展開が続くが、同志社が意地を見せた。佐藤(法3)のスパイクで流れを掴むと、リードを大きく広げた。流れに乗った同志社は、その後もサービスエースを決めるなど相手に流れを渡さない。リードを最後まで守り切り、25-13で第2セットを獲得した。
勢いそのままに第3セット。序盤から粘り強い守備で相手のミスを誘い、リードする展開に。そのまま攻撃の手を緩めず相手を圧倒し、25-14で難なく第3セットを獲得した。
勝利に王手がかかった第4セットでは、これまでの流れが一転。序盤から相手レフトのスパイクが立て続けに決まり、苦しい時間が続く。中盤岡本(社会1)のスパイクなどで追い付いたものの、その後も激しい攻防戦が繰り広げられる。白熱したセットを制したのは相手チームだった。相手の執念に打ち勝つことができず、23-25で第4セットを落とした。
勝負が決まる第5セット。序盤は相手のサービスエースなどによりリードを許すが、大坂のフェイントを皮切りに6連続得点。逆転に成功する(12-11)。しかしそこから相手の粘り強い守備の前に得点を稼ぐことができない。「相手のつなぎに粘り負けてしまった」(今川)。15-13で第5セットを落とし、セットカウント2-3で京華頂大に敗北を喫した。
リーグ初白星をかけて、強い想いを持って挑んだ第6節。序盤には同志社らしいプレーを見せたものの、勝利まであと一歩のところで逆転を許してしまった。「次が最後の試合。勝って悔いのないようにしたい」(今川)。苦しい展開が続いてきた秋リーグもついに最終節を迎える。最後に白星をあげ、笑顔でリーグを締めくくって欲しい。(吉田創)
【リーグ通算成績】
6試合終了時点0勝6敗
対桃教大●2-3(25-18、13-25、28-26、16-25、8-15)
対滋賀短大●1-3(25-15、19-25、19-25、8-25)
対明国際大●1-3(18-25、16-25、28-26、23-25)
対兵庫大●0-3(13-25、13-25、11-25)
対大教大●1-3(25-20、22-25、24-26、18-25)
対京華頂大●2-3(22-25、25-13、25-14、23-25、15-13)