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【剣道部】全国の舞台で奮闘

7月3日に第70回全日本学生個人剣道大会 が日本武道館(東京都)で開催された。出場した森本(スポ4)、小倉(商2)が3回戦敗退、浅野(経4)、奥野(商4)、渡會(法1)が1回戦敗退となった。

西日本大会から勢いそのままに全日本大会を迎えた。全国の猛者たちが集い、独特の緊張感が漂う中、最初にコートに足を踏み入れたのは小倉だった。大学初の全国の舞台にも怖気付くことなく面で1本勝ち。「日頃やってきたことを発揮することができた」と練習の成果が実り、2回戦へと駒を進めた。次に試合に臨んだ森本も着実に技を決め、小手で一本勝ち。着実に2回戦進出を決めた。

先陣を切った小倉

次に試合に挑んだのは1年生ながら関西大会、西日本大会で確かな爪痕を残してきた渡會。序盤から技が出しきれない状態が続く中で相手に一本を奪われてしまう。なんとか一本を奪いたかったが技を決めきれず惜敗。「全国という舞台ということもあって最初体が硬くなってしまった。最後はちょっとした甘さが出てせめられてしまった」と悔しさを滲ませ、コートを去った。

その直後に西日本大会で大将を務めた副将奥野が試合に挑むも相手の勢いに圧倒され2本負け。「準備不足だったり、実力不足だった。攻め切ることができなかった」と試合を振り返った。

惜しくも1回戦敗退となった渡會

2回戦進出を決めた小倉、森本ともに勝利を収め3回戦へと勝ち進み、チームが勢いづく中でついに副将浅野がコートに立つ。気迫あふれる姿を見せたものの、初めての対戦相手にうまく対応することができず一本負け。この結果に「試合の順番が長くて調整がうまくできなかった」と敗因を分析した。

迎えた3回戦。満を時して小倉が試合に挑んだ。「体の大きい相手に手元がやられてしまう場面が多かった。小手を狙われていて、それを返してやろうとと思っていたのが裏目に出てしまった」。相手との体格差や今大会ベスト8となった実力にうまく対応することができず2本負けとなった。

次に3回戦に挑んだのは主将森本。序盤から果敢に攻めるものの技を決めきることができない。しかし、相手が出す技にも冷静に対応し、相手に一本を取らせず延長戦にもつれ込む。拮抗した戦いが続く中、それを破ったのは相手だった。突きで一本負けを喫し、同志社の戦いは3回戦で終えることとなった。

果敢に攻めた森本

関東と関西の違いを見せつけられ、全国の強者相手に力及ばず悔しい結果となった今大会。「今日のままだと全国に行った時に勝てないので夏にしっかりと練習を積んでいきたい」(奥野)。この経験を糧に稽古を重ね、9月から始まる団体戦へと挑む。(杉山舞)

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