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【弓道部】僅差で敗退 新人戦

4月2日、同志社大学京田辺キャンパス弓道場において令和四年度新人戦が行われた。第三戦目の対戦校は神戸大。接戦を繰り広げたが、28対29で惜しくも敗北を喫した。

毎年春に開催される今大会に、同志社はシード校として第二戦目から参戦した。二戦目の対兵庫県立大学神戸支部戦は、44対24と堂々の勝利。幸先の良い出だしから快進撃が期待された。

新人戦で一人あたりに与えられるのは3立、わずか12射。短い戦いを制するため、集中を維持し続けることは必要不可欠だ。同志社からは鞆津(文情3)、福田(政策3)、佐々木(法3)、黒岩(法3)、松吉(法3)、松井(理工2)が出場。二立目からは山根(文情3)、3立目からは岡本(政策3)が交代メンバーとして参戦した。

試合前の整列

先攻は同志社だ。多くの的中を出してリードを保ちたい1立目。結果は24射中11中と、まずまずの的中数で終えた。対する後攻の神戸大は12中。1中を追いかける展開となった。

巻き返しを図りたい2立目。しかし、緊張感にのまれたか、ここで連抜きが目立った。「1本当たりが欲しいところで思い切って離せず、置きに行ってしまって的中が出せない」(鞆津)。結果は7中に落ち込んだ。神戸大も6中に終わり、結果は19対19と同点。勝敗は3立目の結果に委ねられた。

大前の鞆津

運命の3立目。「競った試合のなかで、皆中をだすことで相手にプレッシャーをかけたい」。大前の鞆津が意気込み通り皆中を出し、チームを鼓舞した。しかし、勢いに乗り切ることができない同志社。三立目は合計10中と、半分以下の的中数で終えた。

後攻の神戸大の的中数は11中。わずか一中差で勝利を逃し、ここで敗退となった。

普段どおりの調子を取り戻すことができず、3回戦敗退。まさかの結果に、部員隊は悔しさを滲ませた。主将の宮之原(スポ4)は、試合後「一本一本を大切に、全部勝負だという気持ちで試合に挑もう」と呼びかけた。

1本が命取りとなることを痛感させられた今大会。来月には京都選手権、関西選手権が控えている。気持ちを新たに、次なる戦いに備えよ。(撮影・文責 城山歩美)

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