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【弓道部】選抜大会、女子の部がベスト8

6月24・25日、全日本弓道連盟中央道場・明治神宮武道場至誠館弓道場(東京都)で第35回全国大学弓道選抜大会が行われた。男子の部は予選を11中に終え、決勝トーナメント進出とならなかった。女子の部は決勝トーナメント2回戦まで進んだものの大経大に1中差で敗北し、ベスト8となった。

両種別とも各自4射1回。全国から強豪校が各41校集い、合計の的中数上位16チームが決勝トーナメント進出となる。

24日に行われたのは男子の部。出場メンバーは、大前から宮之原(スポ4)、井倉(経済4)、鞆津(分情3)、三谷(文3)、鈴木(法4)。普段は落ちのポジションである宮之原を大前に変更し、予選に挑んだ。
1本目は宮之原・井倉が的中が的中させ、幸先の良いスタートを切った。その後鞆津が外したが三谷・鈴木がカバーし4中に留めた。続く2本目は3人連続で的を外し、2中。3本目は3中まで巻き返した。しかし、ラスト4本目で再び2中にまで落ち込み、結果は計11中。決勝トーナメント進出を逃す。主将の宮之原は「悔しい。その一言に尽きる」と振り返った。

宮之原(スポ4)

女子の部は翌日の25日に行われた。出場メンバーは大前から⻄澤(経済4)、川⼝(商2)、松吉(法3)、齋藤(文3)。
1本目、西澤が初矢を決めたが羽分けとなる。2本目では、計3中まで巻き返した。3本目で計2中と落ち込んだが、4本目では全員が的中させる。計11中で同中競射にもつれ込んだ。
同中競射に出場したのは8校。そのうち決勝トーナメントに進めるのは5校だった。川口・齋藤が皆中させ、計6中にまとめる。ボーダーラインは6中となり、同志社は決勝トーナメント1回戦に駒を進めた。

⻄澤(経済4)

1回戦の相手は鹿児島国際大。1本目、大前の西澤が初矢を外したが、他のメンバーがカバー。2本目、3本目はそれぞれ計2中となったが、4本目は全員が的中された。12-11で勝利し、2回戦に進んだ。
2回戦は大経大と対戦。川口が皆中させたが、計11中と落ち込んだ。相手選手1人を残した時点で11-11。緊張感が漂う中、的中の音が響く。同志社は2回戦で敗退となり、ベスト8となった。

川口(商2)

来週にはインカレ個人予選が行われる。「ただ悔しいだけで終わらせずに、各個人がしっかり振り返って、1人でも多く予選を通過できるよう部員一同頑張っていきたい」(宮之原)。各自今大会で見つかった課題点を1週間でどこまで修正し、精度を高めて挑めるかが予選突破の鍵となるだろう。悔しさをバネに次戦に挑む選手たちに期待が高まる。
(番匠麻衣、栗林真菜)

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