ソフトテニス部
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【ソフトテニス部】全日本で3位入賞

 6月17・18日に広島エフピコアリーナふくやまで第43回全日本大学ソフトテニス王座決定戦が行われた。同志社は星城大、石川工業専門学校、明大、福岡大の4校と対戦。1日目の予選リーグのCブロックを1位で通過。2日目には、明治大、福岡大に敗北を喫したものの3位で表彰入りを果たした。

ボールを打ち返した林(社3)

 初戦の1試合目、林(社3)・大原(経3)ペアが先陣を切った。会場に緊張感が漂う中、試合が開始。貴重な先制点を奪い1セット目を制すも、両者譲らぬ攻防でファイナルセットにもつれ込んだ。7セット目、連続で失点し0-2。大原のボレーで1点を巻き返すも、相手の打球を攻略できず4-7、G3-4で敗北を喫した。2試合目、雑賀(スポ3)・佐藤(経1)ペアがコートに立った。1セット目から4回のデュースを繰り返す激戦。3度のスマッシュを決めるも、6-8で1セット目を落とした。チームの勝ち点を取るべく、気持ちを切り替えて奮闘。その後、連携の取れた攻守でG4-2で勝利した。

ガッツポーズをする沼尾(文情3)

 3試合目、沼尾(文情3)は1試合目同様ファイナルセットまでもつれ込む激戦を繰り広げた。最終セット、貴重な先制点を奪取。相手のミスが重なり、4-1で有利な立場となる。その後もスマッシュでさらに相手を突き放し、7-2、G4-3で白星を挙げた。4試合目、長根(スポ1)・松本(商1)の1年生ペアが出場。混戦状態で、またもファイナルゲームにもち込んだ。点を取っては取られる拮抗(きっこう)が続き、デュースを迎える。相手よりも先に点を決めたいところだが、1点を献上すると、取り返すことができず6-8、G 3-4で試合を終えた。

ボレーを決める藤久(経4)

 5試合目、藤久(経4)・吉根(スポ4)がチームの命運を握った。1セット目、連続で失点するも、相手のミスを誘い出し4-2で制すと、同志社チームの強烈なスマッシュとボレーが繰り返し決まり、最後は藤久のボレーで勝利。チームの勝ち点3-2で星城大を下した。続く、対石川工業専門学校では、勝ち点5-0で相手を完封。2日目に駒を進めた。

 迎えた2日目、同じく各ブロックを1位通過を果たした明治大と福岡大との総当たり戦となった。
1戦目は明治大との対決で、初戦から林・大原ペアが敗北し、その後も相手のリード奪えずストレートで敗北。目標としていた全国1位の座を逃した。
続いて2戦目には、福岡大との対決。前回の関西学生ソフトテニス春季リーグ戦では、林・大原ペアが初戦を一本も譲らない圧倒的な強さを見せつけていたが、思うように巻き返せず2連続で敗北を喫した。しかし、2番手に佐藤・長根ペアが出場し、ゲームカウント5-1で相手を圧倒。調子を取り戻したと思われたが、続く白星をなかなか挙げられず1-4で福岡大に黒星を飾った。

出場選手の集合写真

 「選手が全体的に状態良くないなという状態で、結果3位まで上がってこれだけ勝負できたのは収穫だ」(藤久・4)と試合を振り返る。関西を背負い、全国相手に奮闘した同志社。相手の印象は、「意外と僅差というか、逆にそこをしっかりすれば戦えるなという印象でした」(吉根)。と語る。次のインカレの舞台に向けて、また全国を相手に立ち向かえる手応えをつかんだ。今度こそ目指すは日本一。インカレに向け反省点を見つめな直し、同志社ソフトテニス部はさらに士気を高める。(文責・撮影 西村姫乃、白川愛梨)

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