令和５年度リーグ戦

９月24日、同志社大学京田辺キャンパス弓道場（京都府）で令和５年度男子リーグ戦第３戦、関西大学弓道場（大阪府）で令和５年度女子リーグ戦第２戦が行われた。男子部は103―97で桃山学院大を、女子部は67―56で関大を下し、ともに白星を手にした。

１戦目は悔しくも敗北を喫し、唇を噛んだ女子部。「崩れやすい場面、ここぞという場面での１本を決めきる」ことを再度徹底し、１週間懸命に修正に励んできた。

出場メンバーは、大前から西澤（経４）、川口（商２）、海老原（商４）、齋藤（文３）。２立目からは海老原に代わって松井（理工１）が出場した。

１立目は西澤、齋藤が皆中し計12中。関大は13中と、１中後れをとる形でスタートした。

続く２立目は、川口、松井が３中、西澤、齋藤は続けて皆中を出し、計14中。圧巻の好調ぶりを見せ、関大を追い越して主導権を奪い返した。その後も勢いが衰えることはなく、３立目は13中、４、５立目はともに14中をマーク。最後まで集中を絶やすことなく、67―56で堂々の勝利を掴み取った。

前回から的中数を17上げ、リーグ初勝利を飾った女子部。「練習してきたことが十分すぎるくらい発揮できたいい試合だった」（海老原）。ここからの快進撃に期待がかかる。

 

　一方、初戦、２戦目と続けて着実に勝利を掴んできた男子部。出場メンバーは前立に鞆津(文情3)、鈴木友(理工1)、草野(商1)、鈴木丈和(法4)。後立に栗山(商1)、三谷(文3)、内田(理工1)、宮之原(スポ4)が出場した。
　1立目、前立は計10中、後立は計12中とまずまずの立ち上がり。しかし桃山学院大も合計20中と、序盤から緊迫した試合展開となった。しかし2立目を計23中、3立目も計22中と良い状態をキープし、徐々に差を広げる。後半少し調子を落としたものの、桃山学院大にリードを奪われる事は無かった。

結果は103-97。6中差という接戦を制し勝利を掴んだ。特に鈴木丈和はリーグ戦初戦から好調を維持し、20射中計17中を記録。しかし「初立で精神が安定せず3本外してしまったので反省したい」と、次戦に向けて厳しく振り返った。
試合後、宮之原は「後半少し崩れた場面が多かったので、しっかり修正しないといけない」と厳しい表情で振り返った。しかし、チームは秋季リーグ戦3連勝。「チーム全員がリーグ昇格を意識し、まとまって良い練習ができている」（宮之原）。次戦は1週空き、阪大との1戦。全員で勝利を掴み、1部昇格に向けて弾みをつける。

（撮影・文責：城山歩美、黒田周良）