弓道部
HEADLINE

【弓道部】女子は1部残留をかけた順位決定戦、男子は1部昇格をかけた入れ替え戦へ

令和5年度リーグ戦

10月8日、立命館大学弓道場(京都府)において令和5年度女子リーグ戦第4戦が行われた。同志社は立命大と対戦し、49-70で敗戦。今年度のリーグ戦を終えた。

出場メンバーは大前から松田(文4)、川口(商2)、松井(理工1)、斎藤(文3)。5立目からは松田に代わり松吉(法3)、斎藤に代わり海老原(商4)が入った。

1立目、「自分のやるべきことをちゃんと意識して引くことができた」と川口が皆中、松田と松井が3中で流れを呼び込もうとする。しかし対する立命大は高い的中率で15中。続く2立目、今回唯一の1回生である松井が皆中するも2人が2中となり23-28でリードを許す。巻き返したい同志社は3立目、松井が連続で皆中するも11中。4立目川口が再び皆中するも9中。立命大は安定感のある行射でさらに引き離されていく。43-57で迎えた5立目、メンバーチェンジを行うも状況は打開できなかった。海老原が残念となり他メンバーも落ち込み6中。49-70で敗北を喫した。

川口(商2)

昨年一部昇格を果たしたが上位の壁の厚さを思い知らされた。次は順位決定戦と入れ替え戦。「一部を絶対に後輩にも繋いでいけるように、全員で勝ちにこだわって頑張って2週間調整したい」とこれらの試合が最後となる4回生の松田は意気込みを語った。一部残留を目指し運命の戦いへ。弓道部の最後の挑戦が始まる。

松田(文4)

同日、大阪大学弓道場にて令和5年度男子リーグ戦4戦目が行われた。リーグ戦3連勝で、1部昇格への入れ替え戦に王手をかけている男子部。1立目から順調にリードを広げ、108-93と大差をつけ勝利を収めた。

出場メンバーは前立に鞆津(文情3)、鈴木友(理工1)、福田(政策3)、鈴木丈和(法4)。後立に栗山(商1)、長内(政策1)、松井(理工2)、宮之原(スポ4)。3立目に松井に代わって三谷(文3)、4立目に三谷に代わって内田(理工1)が入った。

鈴木丈和(法4)

同志社先行で立ちがスタートした。1立目、前立では鈴木丈和が皆中し流れをつくる。続く後立でも長内が皆中を出し合計は22中。相手に3中差をつけ、好調な滑り出しとなった。続く2立目は後立が的中数を落としたが、3立目の前立で福田と鈴木丈和が皆中しカバーする。誰かが調子を落とすと、他のメンバーがカバーするチームワークの良さを見せた。1立目から徐々に広げたリードは4立目終了時で阪大に12中差をつける。この時点で同志社の勝利をほぼ確定。それでも気を緩めることなく5立目も1本1本丁寧に矢を引き、リードを広げた。福田が皆中、交代で入った松井も4射3中と落ち着いた射を見せ108-93で白星を飾る。主将の宮之原は「個人としてはあんまりいい内容じゃなかったからそこは悔しい。チームとしては、当たらない人の分もみんなが的中をしっかり出して支え合えたので、チームのみんなが頼りになりました」と振り返った。

福田(政策3)

4連勝となった男子は今月29日に行われる1部昇格への入れ替え戦に挑む。「僕の引退試合にもなりますし、なんとしてでも勝つために自分ができることはすべてやって試合にのぞみます」(鈴木丈和)。次戦が宮之原組の最後の闘いだ。チーム全員で悲願の1部昇格を勝ち取る。(撮影・文責:中嶋理博、番匠麻衣)

ページ上部へ