第 69 回東西学生弓道選抜対抗試合

11月24日、伊勢神宮弓道場（三重県）にて第 69 回東西学生弓道選抜対抗試合が行われた。同志社からは西軍の代表として、鈴木丈和（法４）が出場。学生最高峰の大会において、173-168で西軍が勝利を収め、２大会ぶり15度目の優勝を決めた。

東西対抗戦は東軍（北海道・東北・北信越・関東・東京都の各学連）と西軍（東海・関西・中四国・九州の各学連）と別れ、計200射の的中数を競う。出場条件は各地区学連秋季リーグ戦における的中率上位者各軍10名（関西からは５名）・他補欠３名だ。鈴木丈和は男子個人的中率４位で関西十傑入りを果たし、東西対抗戦への出場権を獲得した。

東西対抗での鈴木丈和のポジションは壱之立 三立目。１本目は鈴木丈和を含む５名の選手が皆中し、合計34中を出す。２本目では弐之立で全員が皆中し、東軍に差をつけた。鈴木丈和は３本目で的中数を落としてしまい交代。その後西軍はリードを守り切り、173-168で頂点に輝いた。今大会で鈴木丈和は引退となる。途中交代とはなったが、西軍の勝利に貢献。４年間の集大成として素晴らしい結果で学生弓道に幕を閉じた。

（文責：番匠麻衣、撮影：黒田周良）

〇試合後のインタビュー

ーー今日の試合を振り返って
いろんな人の支えでこの東西の舞台に立てて、支えてくださった皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいで、すごく楽しかったです。

ーーどのような練習や意識をしてきたか
今までの試合はあまり楽しめてなくて、試合は苦しいものだったので、最後の試合くらいは弓道自体を楽しくできたらなっていう気持ちで。そういうことを意識しながら練習してました。

ーー学生弓道は最後。今までを振り返って
それは今日弓を引いてる時にもすごい感じてたんですけど、本当に弓道を始めて良かったなと、同志社に入って、弓道部に入ってよかったなっていう、そういう気持ちになりましたね。

ーー弓道での経験を踏まえて今後の抱負を
苦しいことにも向き合う、向き合い続ける力だったりとか、精神的な部分を弓道で色々教えていただいたので。弓道をやってて学んだ事もたくさんあるので、 そういったものは少し、何かを取り組む上ですごい生きてくる力なんじゃないかなと思っています。