関西学生弓道連盟令和6年度女子リーグ戦
9月29日、龍谷大学弓道場において令和6年度女子リーグ戦第3戦が行われた。同志社は58-40で龍谷大を下し、2連勝を飾った。
22日の対阪大戦で今季初勝利を挙げ、勢いづいた同志社。これまでの試合をふまえ、掲げた目標は16射皆中だ。「1本にかけるみんなの思い、取り組み方がまた少し変わった」(齋藤・文4)。あらためて1本1本を大切に、気を引き締めて龍谷大に挑んだ。
出場メンバーは大前から川口(商3)、高埜(商1)、松井(理工2)、斎藤。
後攻の同志社。1立目は川口が皆中し、16射中12中と上々の滑り出し。龍谷大に2中差をつけ、試合の主導権を握った。(12-10)
2・3立目はともに9中と1桁台に沈むも、確実にリードを保つ。思い通りに射ることはできなかったが、間のミーティングで気持ちを切り替えた。
前向きな姿勢で臨んだ4立目。弍的の高埜、落の齋藤が皆中し流れを呼び込んだ。合計13中にまとめ、不調を払拭した。(43-30)
運命の5立目は川口、高埜、齋藤が皆中、松井は3中を記録。この日最高となる15中を叩き出し、試合をいい形で締めくくった。結果は58-40で同志社の完勝。「少し物足りない部分もあるが、しっかりと的中を出し切って勝つことができて良かった」(齋藤)。対阪大戦に引き続き白星を奪取し、同志社はさらに勢いに乗った。
次週には京都橘大との戦いを控える。主将の齋藤は、「今の的中では勝てない。どうすれば試合で勝てる的中が出せるのか、技術面、メンタル面の双方にフォーカスを当てて練習していく」と勝利への強い思いをあらわにした。(城山歩美)