第34回関西学生ラクロスリーグ戦ファイナル3
10月20日に第34回関西学生ラクロスリーグ戦ファイナル3がたけびしスタジアム京都にて行われた。同志社は立命大と対戦。序盤に獲得したリードを最後まで守り抜き、11-5で勝利を収めた。
ついに迎えたファイナル3。関西制覇、そして全国優勝を目標として掲げる彼女たちにとって今試合は1つの通過点に過ぎなかった。しかし「絶対に圧倒して、圧勝で勝ち切ろう」(篠原・商4)と意気込み、試合に臨んだ。
落雷の影響により予定より15分遅れで始まった第1Q。開始早々篠原が相手DFのファウルを誘い、フリーシュートを獲得する。すると先制のチャンスを丁寧に決めきりここから彼女たちは得点を重ねていく。4分、羽場由(生命2)がパスをもらうとそのままゴール前まで切り込む。するとシュートは見事に決まり、追加点を挙げることに成功した。12分、またしても羽場由が見せる。羽場遥からゴール横でパスをもらうと、華麗にDFを抜き去りながら放ったシュートは見事にゴールネットを揺らし、4-0で第1Qを終えた。
続く第2Qもフリーシュートなどで順調に得点を重ねる。そして迎えた13分。クリア中に岩口(政策2)からパスを受け取った西垣(文情1)がそのままシュートを決め、追加点を挙げた。ルーキーからスーパープレーが飛び出し、会場は大きな盛り上がりを見せる。そして7点リードでハーフタイムを迎えた。
第3Qは開始から果敢にシュートを狙うも決めきることができない。5分、相手のシュートが決まると、その4分後にまたしても失点を許してしまう。終盤に奥洞(文4)のフリーシュートで何とか流れを立て直し9-3で最終Qへ突入した。
4Q開始から立て続けに2点を失点し、迎えた10分。羽場遥がゴール前でパスをもらうとダッジでゴーリーをも交わし、そのままシュート。落ち着いたプレーで追加点に成功すると、最後は羽場由がフリーシュートで決め、立命大相手に11-5で勝利を飾った。
準決勝ながらも強さを見せつけ、見事勝利を収めた篠原組。決勝戦で対峙するのは因縁の相手である関学大。しかし目標はただ一つ。「絶対に関学大を倒して全国に行く」(篠原)。3年ぶりの関西制覇を成し遂げ、全国出場となるか。彼女たちの快進撃から目が離せない。(文責・近藤真子、撮影・奥谷陽菜)