ラクロス部(男子)
HEADLINE

【ラクロス部男子】終盤勝ち越すも逃げきれず、またも引き分け

  8月19日、鶴見緑地球技場(大阪府)で第33回関西学生ラクロスリーグ2回戦が行われた。同志社は近大と対戦し、4-4の引き分けに終わった。

 初戦をドローで終え、迎えた近大との2回戦。第1Q開始直後、DFの隙を突く力強いシュートを打たれ先制点を許す。さらに10分、またも相手にゴールを決められ得点を奪われた。アタックの流れを作りたい同志社は13分にチャンスを演出するも、ゴール前で落球。流れを奪えず序盤から2失点とDFの甘さが目立つ試合展開で第1Qを終えた。

ボールを追いかける木下(経2)

 何とか持ち直したい第2Q。序盤から積極的に攻め込み、7分には77番鈴木(経3)がパスをつないでシュート。相手のDFを欺き待望の1点を挙げた。しかし再開直後にまたも得点を奪われ、点差が埋まらない。すぐさま反撃に移り、MF陣が積極的にシュートを打つなど好機を作ったものの得点できない展開が続く。それでも自陣のゴールは譲らず、第2Qを逃げ切った。

待望の1点を挙げた鈴木

 復調すべく第3Qも攻める姿勢を崩さない同志社。何度も敵地へボールを運び、得点をねらっていく。10分、相手が落としたボールを23番宇野(生命2)がすかさずすくい上げ、敵地へ一直線。打ったショットは見事ネットを揺らし、2点目を挙げた。22番宇野の好プレーをきっかけに、前半の遅れを取り戻すかのごとく攻守ともに奮闘。1点差まで迫り、最終Qへ突入した。

 早くも開始1分でチャンスが到来。つながれたパスを3安永(文情3)がパワフルにゴールネットへ叩き込み同点にこぎつけた。さらに9分、7番宮本(政策4)が右側から勝ち越しのショットを決め場内はこの日一番の盛り上がりを見せる。7番宮本は自身のゴールシーンを振り返り、「チームにとって大きな点だった」(宮本)と語った。

歓喜の輪をつくる選手たち

 ゲームは終盤へ差し掛かり、このまま逃げ切りたい場面。試合終了まで残り2分となった局面で、DFの緩みを突かれた。自陣左側から相手14番に勢いのあるショットを決められ、あっさり得点を許してしまう。勝ち越しの喜びも束の間、その直後に追いつかれ取り返せずタイムアップの笛が鳴り響いた。

 2戦連続ドローで試合を終え、選手らは悔しさを滲ませる。「勝てた試合を勝ちきれなかった」(宮本)。OF、DFともに課題が残る一戦となったものの、落胆している暇はない。次週に迫るリーグ王者関学大戦に向けて切り替える。(文責:金海彩夏、撮影:早川京)

ページ上部へ