ラクロス部(男子)
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【ラクロス部男子】強敵相手に僅差で勝利

 8月25日に鶴見緑地球技場(大阪府)で第33回関西学生ラクロスリーグ第3戦が行われた。同志社は関学大と対戦し、6-5で同志社が勝利した。

 関西でもトップクラスの関学大を相手に強気で挑む今試合。緊張感漂う中第1Qが始まった。開始早々流れをつかんだのは関学大。相手のボールを奪い、ショットを決めようと試みるもなかなか決まらない。その直後ボールを奪われ、先制点を許した。幸先の悪いスタートを切ったが同志社のディフェンス陣が輝きを見せる。何度ものピンチをゴーリーの小林(経4)が素早い動きで救った。なんとか最少失点で切り抜き、第1Q終了。

構える宇野(生命2)

 なんとしてでも関学大に追いつきたい第2Q。またもやゴーリーの活躍が光るも、一瞬の隙を突かれ同志社の失点から始まった。第2Qも関学大に主導権を握られる状態が長く続く。ディフェンス陣が必死に防御するも、関学大のオフェンス力が上回り得点を許した。相手の流れに完全に飲み込まれ、切迫した雰囲気が漂う。必死に食らいつきゴールに近づくも、なかなか網にかからず第2Qを終えた。

ボールをキャリーする宮本

 劣悪な状況の中迎えた第3Q。開始直後、一人の選手が輝きを放った。主将・宮本(経4)がボールを拾い、華麗な一撃でゴールネットを揺らす。「反撃のスタートを切れてよかった」(宮本)。流れをつかみ、続いて13番安永(文情4)がショットを決めた。しかしここで悪天候により一時中断に。雷が止み、試合が再開されると同志社の動きが一変。攻められる状況が続いていた試合だったが、攻めの形を作り主将宮本が二回目の得点を決めた。3-3と同点に追いついたが、不意を突かれ相手のさらなる追加点が決まる。両者一歩も譲らず、激しくぶつかり合うプレーが繰り広げられた。

ガッツポーズをする宮本

 勝敗を決める第4Q。芝生が水浸しでプレーしづらい状況の中、同志社の勢いは増す一方だった。相手が何度もショットを外すが同志社は13番安永、14松江(政策4)が連続して得点を決める。最後まで関学大にゴールを譲らず、ラスト3分で22番東田(商2)がゴールまでボールを伸ばし、6-5の一点差で勝利を掴んだ。

喜ぶ選手たち

 関西でトップクラスの関学大と戦い、見事白星を掴んだ同志社。「自分がヒーローになることをイメージしてしっかり勝ち切ろう」(宮本)という言葉が同志社の選手を奮い立たせた。「これからも一戦一戦しっかり準備して勝っていきたい。」(宮本)と次戦へ向け、強く意気込んだ。リーグ戦王者という夢はすぐそこまで来ている。日々限られた時間の中で技を磨き、勝利の波に乗れ。【文責・早川京、写真・金海彩夏】

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