ラクロス部(男子)
HEADLINE

【ラクロス部男子】優勝候補に劇的勝利

 2023年度関西学生ラクロスリーグ戦

 10月2日に鶴見緑地第二球技場(大阪府)にて第33回関西学生ラクロスリーグ5回戦が行われた。同志社は昨年の優勝校である京大へ挑み、7-5で白星を挙げた。

先制点を決めた高谷(経4)

 関西制覇を目指す同志社にとって、絶対に負けられない京大戦。優勝候補を前に「絶対に勝つ」(高谷)と強気で挑んだ。第1Qは思うように動けず京大に先制点を許し、その後も連続で点を奪われる。苦しい展開が続き時間が過ぎ、0-2で第1Qが終了。

ディフェンスする選手たち

 続く第2Qも思うように試合が進まない。幾度もシュートを放つも相手のゴーリーに阻止される。一方で同志社のディフェンス陣も劣らず、相手のチャンスを阻み一進一退の攻防が続く。ラスト3分、第2Qの点を動かしたのは京大だった。一瞬の隙を突かれ、ゴール真正面からショットを決められ0-3と大幅にリードされる。しかしラスト10秒、9番高谷がゴールを決め、同志社の初得点。ここから同志社の反撃が始まった。

ショットを決める松江(経4)

 絶対にここで追いつきたい第3Q。開始2分で京大に得点を奪われるも、同志社も負けじと攻撃し京大のペースを断ち切る。開始5分、またも高谷がショットを決め連続得点を挙げた。「ここから強い気持ちで突き放そう」(高谷)。その後もオフェンス、ディフェンスともに巧みな足さばきとパス回しで相手を攻める。ラスト2分、14番松江がショットを決め4-4と同点に追いつき第4Qへ。

ハイタッチを交わす(左から)高谷・松江

 運命の勝敗を決める第4Q。いいペースをつかんだ同志社だが京大も黙ってはいなかった。開始1分、京大の放ったボールがゴールへ伸びる。なかなかチャンスをものにすることができない。しかしラスト4分、流れを変えたのは主将宮本。敵陣へ攻めこみ、ゴールネットを揺らした。直後松江が得意のプレーであるゴール裏からのショットで、勝ち越しの一点を決める。このまま逃げ切れば勝利となるが、同志社は最後まで強気で攻め続けラスト1分で松江のショットが決まり試合終了。7-5で激闘を制した。

 この勝利でファイナル3への出場権を獲得した同志社。「しっかり勝ちにこだわって、立命館に勝ちたい」(宮本)と次戦へ強く意気込んだ。持ち前の自身とチャレンジ精神を忘れず、今後のリーグ戦も連勝街道を突っ走る。(撮影・金海彩夏、文責・早川京)

ページ上部へ