準硬式野球部
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【準硬式野球部】2年生投手の継投リレーで勝利

TEAM R H E
神戸大
同志社 X 10 11

令和5年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ

 10月5日、大阪シティ信用金庫スタジアムで令和5年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ第3節1回戦が行われた。同志社は神戸大と対戦し、10-4で勝利。秋リーグ後半戦の巻き返しに向けて弾みをつけた。

 前節の関学大戦では、1回戦でまさかの逆転サヨナラ負けを喫し、翌日の2回戦もあと1本が出ず引き分けと悔しい結果に終わった。気持ちを切り替えて臨む今日の試合、先発を任されたのは長野(政策2)。公式戦初登板の緊張からか、初回の先頭打者を四球で出塁させると、次の打者に二塁打を浴びる。その後も流れを断ち切れず2点を失った。         先発の長野

 一方、投手を援護したい打撃陣は、先頭打者の中澤(商3)が四球で出塁。盗塁でチャンスを狙うも失敗に終わった。続くバッターは杉本(理工1)。中安打を放つと、岡田(スポ3)が左適時二塁打でつなぎ、1点を返す。「低い強い打球を意識できていた、自分の役割はランナーをしっかりつなげること」(杉本)と初スタメンの期待に応える活躍を見せた。

 「持ち味のストレートが2回以降ある程度まとまって、テンポよくストライクが取れた」(長野)。2回3回と長野が立ち直ると打撃も段々と同志社のペースに。2回、四球とバントで走者を進め、打席には福田(経3)。「今チームで徹底している低い球への意識が安打につながった」(福田) 。右適時打が飛び出し同点に追いついた。さらに、柴田(スポ3)と中澤の内野安打により出塁すると、杉本の打席、一塁手のファンブルによって走者が進み勝ち越しに成功。さらに3回で3点を追加し6-2とリードを広げた。しかし、4回に長野が2死二塁から左適時二塁打を許したところで降板した。代わって登板したのは景山(生命2)。「長野のランナーを返してしまったのが悔しい」(景山)。さらに1点を失うも、7回までテンポのいい投球を見せた。       同点打を放った福田    2番手でマウンドに上がった景山

 両チーム無得点が続く中、試合が動いたのは8回裏の攻撃。大和田(商3)が左安打を放つと矢野が四球で出塁し無死一、二塁のチャンスを作る。相手の失策も重なり一挙4点を追加し、神戸大を突き放した。守備でも、8回からマウンドに上がった杉浦(理工2)が、安定した投球で神戸大の反撃を許さない。9回は三者凡退で抑え、試合を締めくくった。     試合を締めくくった杉浦

 「毎回1点ずつ積み上げていく、しっかり送るところは送れたことが勝ちにつながった」(中谷・経3)。日本一の目標に向けて、大きくスタメンを入れ替えて臨んだ今試合。初スタメンの選手の活躍もあり、得点を重ねる形となった。一方、関学大戦で浮き彫りになった技術面、精神面での課題解決が、残りのリーグ戦を勝ち切るために求められる。まずは明日の第2戦、チーム一丸となって勝利をつかみ取る。(文責:金井莉子、撮影:髙橋惇太、伊藤愛梨)

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