ラクロス部(男子)
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【ラクロス部男子】奮闘するも白星掴めず

10月29日に鶴見緑地球戯場(大阪府)で行われた第32回関西学生ラクロスリーグ5戦目。同志社は大阪公立大学と対戦し、2-5で敗北を喫した。

入れ替え戦出場に向けて、絶対に勝ちたい今試合。漂う緊張感の中第1Qを迎えた。開始早々相手の勢いにのまれ、先制点を許した。すぐさま反撃に移り、積極的に攻めるもなかなかゴールが決まらない。相手の守備に圧倒され、攻撃の糸口を掴めず苦しい立ち上がりとなった。しかしゴーリーの好守備も見え、最少失点で切り抜き、第1Q終了。序盤の主導権を握られた。

ショットを決める島本

続く第2Q。何度も相手陣地にボールを運ぶもミスが続きなかなかパスがつながらない。ボールを奪われ、攻められる状況が続く。しかし同志社の固い守備により、相手の得点を許さない。互いにディフェンス陣の守備が光り、両者一歩も引かない時間が続いた。

ボールを追いかける選手たち

一点でも追いつきたい第3Q。好調な滑り出しを見せた同志社。79番甲斐(経4)が力強いショットを決め、逆転を目指す。しかし同点に追いついた矢先、すくに相手に得点を奪われ、1-2とリードされる。何度も攻めのチャンスを作るも得点には至らない。主導権を奪うことができないまま第3Qが終わった。

ボールを運ぶ西浦

流れを掴めないまま入った第4Q。思うように試合が進まない中、相手のゴールで1-3とさらに点差を広げられる。苦しい時間が続いたが、強気で攻め続ける同志社。大阪公立大の猛攻を退け、11番島本(文情4)が隙を突いて追加点を決める。勝利まで残るは2点。惜しい場面が何度も見られたが、追加点を挙げることはできなかった。相手の勢いを止めることができず、最後にショットを決められ試合終了。2-5で黒星がついた。

円陣を組む選手たち

2-5で大阪公立大に同志社は敗北を喫した。「最初から攻められていたが、決めきることができず焦ってしまった」(島本)と振り返った。次戦に向けて、「勝つことだけに集中し、入れ替え戦に行けるように頑張る」(永江)と意気込みを語る。次戦敗北となれば、引退となるため必ず勝利しなければならない。限られた時間の中で練習を積み重ね、白星をつかみ取れ。【文責・早川京、撮影・粟野桃】

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