陸上ホッケー部(女子)
HEADLINE

【陸上ホッケー部女子】春季リーグ初勝利を飾った

2024年度関西学生ホッケー春季リーグ

 6月23日、グリーンランドみずほホッケー場(京都府)において、2024年度関西学生ホッケー春季リーグが行われた。同志社は合同チーム(京大・大体大)と対戦し、2-1でリーグ初勝利を飾った。

 「前に負けた相手で絶対に勝ち切るために、今回はポジションを大きく変更して挑んだ」(峯山・スポ4)。顕になった課題点を修正し、対策を重ねてリベンジに燃える。

円陣を組む選手たち

 大雨により足元が悪く、スティックが滑る中試合は始まった。拮抗(きっこう)した展開を繰り広げ、両者シュートを打つことができない。自陣に攻め立てられるものの、必死のディフェンスで得点を防ぎ、0-0で第2Qへ。開始6分、勢いに乗り敵陣に攻め込むと、本日初のPC(ペナルティーコーナー)を獲得。サークル内で相手の反則により岡本(商2)がペナルティーストロークでシュートを放つも、セーブされ惜しくも得点にはならなかった。

パスを出す峯山

 ハーフタイムを挟み迎えた第3Q。開始3分、スピードに乗った下坂(同女1)がボールを運びサークル内でシュートチャンスを狙う。何度もセーブされるも、攻勢を強めると最後はゴールにねじ込み先制点を奪取(1-0)。しかし同9分には、合同チームの強気なオフェンスに圧倒され、ボールキープに失敗。ターンオーバーで相手に2対1の数的有利な状況を作られた。反撃を防ぐことが出来ず、同点に追い付かれ1-1で最終Qへ。

ボールをキャリーする岡本

 点差をつけたい第4Q。開始早々、岡本が巧みなスティック捌きを駆使し見事な3人抜きを魅せた。強気な姿勢がPCを奪ったが、得点にはつながらなかった。その後6分、8分、9分と計4本のPCを獲得するも、決定率が振るわず引き離すことができない。一進一退の攻防戦が続く中、10分に再び同志社のPC。ここは絶対に決め切りたい場面で峯山がセカンドシュートを放つと、キーパーの隙をつき得点に成功し、2-1で試合終了。「それぞれの良いところが発揮できていた」(峯山)。一度もPCを献上することもなく、同志社らしいプレーで春季リーグ初勝利を収めた。

喜ぶ選手たち

 春季リーグ最終戦は何度も敗れている関大。「前半からしっかり組み立てて先制点を獲得し、自分たちの雰囲気を切らさないで戦いたい」(峯山)。今試合の勝利を弾みに、2度目の白星を飾れ。(河村柚希)

ページ上部へ