5月15日、親里ホッケー場(奈良県)で行われた2022年度関西学生春季リーグにおいて、同志社は合同チームで出場し関西大学と対戦。0-4で敗北を喫し、リーグ戦2連敗となった。
昨年のリーグ戦ではSO戦に持ち込むなど接戦を繰り広げた関大との今年初対戦。合同チームとしてまだ足並みが揃わない状況ではあるものの、準備に最善を尽くして試合に臨んだ。
第1Q、序盤からサークル内に攻め込まれる展開が続く。10分、今試合初のPC(ペナルティコーナー)を奪われるも防ぎ切る。また、相手のパスを阻み自陣サークルに近づこうとするなど、攻撃の糸口を探る。しかし、そのまま第1Qを終えると思われた矢先、残り1分でゴール前から押し込まれ先制点を許してしまう。
第2Q、開始直後のPCを防ぐと固い守りで得点を許さない。相手のロングパスにももろともせず、ゴール前で全員がボールのカットに入る場面が多く見られた。しかし7分、11分と連続でゴール前が空いた一瞬の守備の隙をつかれ追加点を奪われてしまう。
ハーフタイムを挟んだ後半第3、4Qも相手有利の厳しい戦いが続いた。なかなかボールを長時間奪うことができず、攻撃のチャンスを作れない。第4Q6分にダメ押しの4点目を追加され、完封負けを喫した。
しかし、「全員(PCの守備には)自信があった」(今井)。との言葉通り合計4回のPCは全て防ぎ切った今試合。攻撃、守備共に課題はまだ残るものの、各々の成長を感じさせた。 1週間の休養を挟んで、再来週は2連戦。どちらも完封負けを喫した福工大、関大との再戦だ。悔しさを胸に、全員ホッケーで巻き返す。(藤本知優)