5月28日、親里ホッケー場(奈良県)で行われた2022年度関西学生春季リーグにおいて、同志社は合同チームで出場し福井工業大学と対戦。1-13で敗北を喫し、対福工大戦2連敗となった。
前回の試合から2週間休養を挟んでの今試合。前回失点が多かった分の反省を踏まえ、試合に向けて新入生への細かな指導や、試合形式の実戦を重ねて試合に臨んだ。
第1Qから試合は大きく動いた。開始1分、さっそく相手にPC(ペナルティコーナー)を奪われ、先制点を奪われてしまう。7分にもゴールへ押し込まれ、早くも2点差に(0-2)。しかしその後3回奪われたPCは防ぎきると、流れは合同チームへと渡る。第1Q終了間際の14分、相手チームの守備の隙を逃さず峯山がボールをゴールへと運び1点を返した(1-2)。2試合ぶりの得点となり、自然とチームに笑顔が溢れる。
第1Qの勢いのまま臨みたい第2Qだったが、自陣サークルを攻め立てられる展開が続く。5回奪われたPCのうち4回を防いだものの4失点。早くも4点差をつけられてしまう(1-5)。
ハーフタイムを挟んでの後半戦も相手主導で試合が進む。何とか自陣サークルでの勝負に持ち込もうと長い距離を走る選手達の姿も見られるも、堅い相手守備に対抗することができなかった。「自分たちが(ハーフタイムで)修正することができなかった」(今井)。第3、4Q通して8失点(1-13)。今シーズン通して最大の失点を重ね、対福工大2連敗を喫した。
連敗したものの、得点を挙げられたことは前回に比べて大きな進歩。シーズンが始まってから掲げている「マークを徹底する」という目標も試合ごとに達成度は上がっており、確実に成長を見せている。しかし、まだまだ課題はある。新入生への指導はもちろん、上級生たちのレベルアップも欠かせない。「明日も絶対点を取って、失点を減らして勝ちたい」(今井)。明日の相手は前回完封負けを喫した関大。前回の悔しさを晴らすべく、全員で立ち向かう。(藤本知優)