陸上ホッケー部(男子)
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【陸上ホッケー男子】連敗で入替戦へ

関西学生ホッケー秋季リーグ順位決定戦

 12月2、3日に立命館OICフィールド(大阪府)で関西学生ホッケー秋季リーグ順位決定戦が行われた。同志社は2日に朝日大、3日に聖泉大と対戦。強豪校相手にも臆さず立ち向かったが連敗を喫し、入替戦へ進んだ。

ボールを運ぶ森田(商2)

 2日に対戦したのは強豪校、朝日大。第1Qからピンチを迎える。開始5分、相手にPCを与えるもキーパーが体を張ってスーパーセーブ。しかし開始から7分、再びPCが同志社を襲う。一度は防ぐも、こぼれ球を押し込まれ先制点を朝日大に奪われた(0-1)。失点を許した同志社は反撃を開始する。坂間(商2)がボールを奪い一気に前線へ運び、矢野(法4)にパス。細かいタッチから生まれるキレのあるドリブルでコースを探り、シュートを放つも枠外へ。相手の陣営に乗り込むシーンが何度も見られるもシュートがなかなか決まらず第1Qを終了した。
 続く第2Q。開始4分、パスボールを奪われ一気に攻め込まれる。相手の猛攻に耐えきれず、PCを与えた。しかし、同志社のDF陣が意地を見せる。もう点数を与えまいと2度のPCを決死の覚悟で守り抜いた。その後、反撃するべく果敢に攻め込むも、得点は入れられず互角の戦いを繰り広げ、第2Qは終了した。
 ハーフタイムで前半戦の反省をしつつも気持ちを切り替え挑んだ第3Q。相手に序盤からペースを握られ、開始からわずか2分で失点(0-2)。スクープで浮いたボールがサークル内へ。またもPCを与え失点を与えてしまった(0-3)。その後も相手の猛攻撃を止めることができず開始8分(0-4)、11分(0-5)にも失点を許し、0-5で第3Qが終了した。
 大きく差をつけられたまま、第4Qを迎えた。同志社のセンターパスから開始。開始5分、同志社に初得点のチャンスが生まれる。相手のミスに漬け込み、ボールを奪うと右サイドをうまく駆使し、ゴールを狙う。細かいパス回しで相手の体制を崩すも最後のパスが通らず、得点を入れられない。試合終了間際、相手に隙をつけ込まれPCを与え、失点を許した(0-6)。結果、同志社は朝日大相手に0-6で敗北。全国4位の相手に前半戦は善戦を展開するも、後半にミスが目立ち完敗を喫した。

パスを出す坂間

 3日に対戦したのは聖泉大。第1Qは同志社のセンターパスから試合が始まった。試合開始直後、相手にPCを与えるも防ぎ切り先制は免れた。開始6分、パスボールを抑えようとした際にトラップミス。ボールを奪われ、DF陣が崩れている時に攻め込まれPCを与えた。ゴール左下にボールが吸い込まれ、先制点を献上(0-1)。追いつきたい同志社は開始10分、右サイドをうまく使い、相手の体制を崩しシュートを狙うも決めきれず、第1Qは終了した。
 続く第2Q。同志社が序盤にペースを掴む。開始4分、坂間から深沢(法4)にパス。深沢がトラップミスをするも金田(文情3)がすかさずカバーし、前線へドリブルで進むもゴールを決められない。その後も互角の試合を繰り広げて迎えた9分半。ロングパスが通り23mエリアに侵入され、同志社の反則でPCを与えた。相手にPCを冷静に決められ追加点を許した(0-2)。得点のチャンスは何度も巡るもなかなか決められず、0-2で前半戦を終了した。
 第3Qは激しい試合内容となった。開始2分、SPを与えるも防ぎそのままカウンターへ転向。細かくパスを繋ぎながらシュートを放つも決められず悔しさをあらわにする同志社。開始6分、またも坂間が攻撃の起点を作る。坂間から矢野へ縦パスが通り、矢野がそのままシュートを狙うも枠外へ外れ、得点を入れられない。その後も点数を奪うべく、果敢に攻め込む。開始10分、パスミスが原因でカウンターを決められ失点(0-3)。流れが悪いまま第3Qを終えた。
 全てを賭けて挑んだ最終Q。積極的にゴールを狙う姿勢を見せ、一致団結した。金田がスイープしたボールを収めると、平野(法2)と矢野のワンタッチパスで冨田(法2)に繋ぐ。フリーの堀(文2)がシュートを放つも惜しくも外れ、またも得点のチャンスを逃した。決め切ることができなかったが、徐々に攻撃のテンポを作り始める。試合終了間際、SPを相手に決められ0-4と点差を放され試合が終了した。結果、0-4で聖泉大に敗北し、順位決定戦を2連敗で終えた。

SPを守り切る選手たち

 強豪校に連敗を期した同志社。主将の金田は試合を終え「課題を修正し、次に繋げたい」と語った。悔しさをバネに成長を重ね、来週の入替戦で一部リーグ残留を決めろ。(文責・駒嶺錬、撮影・駒嶺錬、倉田蓮大)

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