陸上ホッケー部(男子)
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【陸上ホッケー部男子】朝日大に奮闘

TEAM R H E
同志社
朝日大

 5月8日、親里ホッケー場(奈良県)で2022年度関西学生ホッケー春季リーグ対朝日大戦が行われた。3度目の対戦となる今試合では、前回よりも失点を抑え、まずは1点を狙っていくことを目標に試合に挑んだ。

 第1Q開始2分、PC(ペナルティコーナー)を取られ、防ぎ切れなかった同志社は早くも先制点を献上。8分で再び奪われたPCでは、味方の間を抜ける鋭いシュートで失点。ゴール前に立ち尽くす。しかし、取られたままでは終わらない。池田(スポ4)がゴール前までボールを運ぶと、深沢(法4)と坂間(商1)が追い付き、そのまま坂間がシュート。「ちゃんと狙って、イメージ通りにできたのでよかった」(坂間)。大学での公式試合初ゴールを決め、1点を返上した。

喜ぶ坂間

 続く第2Q、巧妙なカットとスピード技で相手に攻め込まれる。ボールを奪っても、すぐに取り返され、攻め入ることができない。セットが遅く守りが手薄になると、隙を突かれてそのままゴールへ。「相手が攻めて来た時にディフェンス陣と中軸の連携がうまく取れていなかった」(森田・商1)と振り返る。似たようなコースでの失点が続き、さらに3失点。1―5で前半を折り返す。

 

 後半戦、池田を筆頭に一気にゴール前までボールを運ぶシーンも見られた。惜しくもゴールにはつながらなかったものの、粘りのプレーで攻撃を仕掛けていく。1回生も積極的にボールに絡み、混戦が続いた。PCからの失点はあったものの、1失点に抑えて最終Qへと臨んだ。

ボールを奪いに行く森田

 第4Q、キーパー・大河原(法4)のカットが光り、PCを奪われるもゴールを死守。しかし、連続PCの場面では耐えられずシュートが決まり、痛い失点に。それでも最後まで攻める姿勢を忘れない。相手からボールを奪うとここでも坂間が見事シュート。「新入生の坂間が自分からチャンスを狙っていって、それが形に結び付いたのがよかった」(深沢)。2得点の活躍にメンバーも思わず笑みがこぼれる。この回、計3失点したものの、何とか1桁失点に抑え、2―9で試合を終えた。

 敗戦とはなったものの、14―0、5―0と今まで無失点に抑え込まれていた朝日大に対し、今回は2得点を挙げ奮闘。「1部で点数を取る」というチーム全体の目標も達成し、1歩前進した試合となった。

ボールを運ぶ矢野

 次回の相手は関大。「僕たちの実力でまだ戦える相手ではあると思うので、チームでしっかり方針を決めて勝ちに行くホッケーをしたい」(矢野・法3)。各々が実力に応じた攻めを身に付け、勝利を見据えて戦い抜きたい。【文責・写真:伊藤千遥】

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