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【應援團】輝くノーミス演技でJAPANCUPへ臨む

7月16日、丸善インテックアリーナ(大阪府)にて関西チアリーディング大会が行われた。應援團として体育会を盛り上げているチアリーディング部は、競技としてもその力を発揮する。今大会は不安要素がない演技作りを行い、クリーンで綺麗な演技を魅せる事にこだわりを持って練習に取り組んだ。異例の練習時間の短さを感じさせない迫力のある演技で関西大会4位に終わり、全国大会の予選へと駒を進めた。

「いつも通り、練習通りに思いっきり楽しんで2分30秒やり切ろう」(富田・スポ4)。待機場所では緊張した表情を浮かべたが、息のそろった円陣で互いを鼓舞。これまで練習してきた成果をたった本番1回で表現するべく、笑顔で青マットに足を踏み入れた。

笑顔を見せる豊野(経済4)

 シンクロしたジャンプを見せると、タンブリングではロンバクを次々に披露。続くスイッチも3機すべて成功させ好調な滑り出しを見せる。1曲目ラストを飾る3トップピラミッドでは難易度の高いフルから成功させた。

3トップを決める

平場はANGELS1番の見せどころだ。「特にダンスは構成なども工夫し、観客が見ていて飽きないダンスを作った」(富田)。應援團で磨き上げたスキルを活用し16人が息を揃えたモーションとダンスで観客を魅了。さらに中盤にはT1から1-1-1を決めチームカラーである紫と金色を掲げスポットライトを浴び、輝く笑顔を見せた。2曲目ではトスアップから1-1-1をキープする場面で危うい瞬間もあったが、全員が意地を見せ全機が完璧に決まりノーミスで終えた。

コール終わりT1の1-1-1を決める

目標であるJAPANCUPへの出場権も獲得し自信を身につけた同志社。昨年に引き続きリーダーを務めた富田は「残り1ヶ月全力でベストが尽くせるように頑張ります!」と力強く語る。8月に行われるフライデーでは決勝進出を目標に掲げ、さらにパワーアップするANGELSから目が離せない。(長瀬来瞳)

――今大会の目標を教えてください。

ジャパンカップ出場と規定演技で優勝を目標としていました。

――構成を考える上でこだわりやポイントはありましたか?

不安要素がない演技作りを行い、クリーンで綺麗な演技を魅せる事にこだわっていました。

――演技について、1番の見せ所はどこですか?

応援活動から身についた平場です。特にダンスは構成なども工夫し、観客が見ていて飽きないダンスを作るように心かけていました。

――練習で1番苦労されたことを教えてください。

4月ぐらいまでスタンツを練習する事が出来ず、通し練習も大会本番の2週間前ぐらいから出来るようになったのもあり、全員の不安を解消する事や同じ方向を向いて練習を行う為に、チームをまとめる事に1番苦労しました。

――演技の前にどのような声掛けをされましたか?

緊張しすぎると自分達のパフォーマンスが発揮できないと思うので、いつも通り、練習通りに思いっきり楽しんで2分30秒やり切ろうと声掛けをしました。

――演技直後の気持ちはいかがでしたか?

練習があまり出来ていない状況にも関わらずノーミスを出す事出来て、嬉しい気持ちと1番は自信をつける事が出来たなと感じました。

――結果に対しての総括をお願いします。

今までで1番全員を信じる事が出来た大会だったかなと感じます。ノーミスの演技をする事が出来ましたが、悔やまれる点も多くもっともっと良くできる部分もあると感じたので、ジャパンカップまで残り1ヶ月全力でベストが尽くせるように頑張ります!

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