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【ラグビー部】後半失速し、連敗

 8月24日、サニアパーク菅平Cグラウンド(長野県)で夏合宿の練習試合が行われた。日大と対戦した同志社は、前半を6点リードで折り返すも、後半は相手のペースにのまれ26ー34で逆転負けを喫した。

 20日の筑波大戦から中3日。修正点として上がっていた後半での高い質のプレーを求めて挑んだ。

インゴールに飛び込む久保太(社3)

 前半1分、反則からのPGで先制点を許す(0―3)も、すぐに反撃を始める。同6分、上野(商3)がラック際を抜け、トライを決めた(7―3)。さらに、同9分には、激しいタックルでターンオーバーを成功させると、それに素早く反応した久保太(社3)がラックサイドを抜ける。そのままインゴールへ飛び込み、追加点を挙げた(14―3)。同11分にはオフロードパスで得点を返されるも、同15分、敵陣深くのラインアウトからのオーバーボールをしっかりと捉えた土肥が岡野へラストパス。右中間を押さえた(21―10)。前半は両チーム譲らぬ点数の取り合いが続き、21―15の6点リードで折り返した。

初スタメンに抜擢された土肥(法2)

 勝敗の分かれ目を左右する後半。幸先の良いスタートを切りたいところであったが、同1分から主導権を握られる。前半と同じく、ラックサイドを抜かれると、ハーフウェイラインからの独走トライを許した(21―22)。さらに同10分には左中央でミスマッチが起こり、失点(21―29)。点差が徐々に広がる中で、何としてでも追加点がほしい同志社は同15分、FWが気迫のスクラムを見せる。セットプレーからのターンオーバーに成功すると、岡野がゴール前に迫り、久保太がトライを挙げた(26―29)。このトライシーンを振り返って久保太は「強みのキャリーを生かしたトライができて良かった」と語った。しかし、その後は流れを取り戻せず、トライを献上。猛追を振り切ることができず、26―34で試合が終了した。

ボールをキャッチする長島(スポ2)

 けが人の影響で本職がSHの藤田海(商3)がSOで起用されるなど変則的な部分が多くある中で行われた今試合。主力選手が多く欠けている中で新たに抜擢された選手による収穫もあったものの筑波大戦に引き続き、後半での得点力不足が浮き彫りとなった。残すは合宿最終日に行われる対早大戦。課題点を克服しチャレンジャー精神を持って、強豪校相手に打ち勝ってほしい。(文責:俣野百香・撮影:勝部健人)

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